写真で見る日産「ムラーノ」


 2008年9月にフルモデルチェンジし登場した日産「ムラーノ」。初代モデルから斬新なデザインで注目を集めたが、アイデンティティあふれる斬新なデザインは2代目でも健在だ。

 そんなムラーノに、1月7日、2WD(FF)モデルが追加された。追加されたのは250XLと250XVの2グレード。いずれも2.5リッターエンジンを搭載し、最高出力は125kW(170PS)/5600rpm、最大トルクは245Nm(25.0kgm)/3900rpmを発生する。車両重量では、4WDモデルと比べ、約80kgの軽量化を実現している。

 撮影車両は、2WDモデルの250XV。250XLと比べ、スタイリッシュガラスルーフや、ルーフレールが装着されるなど、装備を充実させたモデルだ。ボディーカラーはグレイッシュブロンズでインテリアはベージュ。カーウイングスナビゲーションシステムやBOSEサウンドシステムなどのオプションを装備する。

ムラーノ250XVのエクステリア
個性的なフロントマスクヘッドライトはプロジェクタータイプのHIDを採用特徴的なグリル
フォグランプはディーラーオプションワイパーはフラットタイプ。雨滴感知機能もつく18インチアルミホイールは、250XLと意匠は同じものの金属調塗装タイプとなる
左ドアミラーにはサイドブラインドモニター用カメラを内蔵。近赤外線LED+高感度CCDカメラで夜間でも視界を確保インテリジェントキーにより、キーを携帯しているだけで、ドアのロック/アンロックやエンジン始動ができるグラマラスなフェンダーライン
グラスルーフとルーフレールがXVである証ボトムラインが大きく跳ね上がったデザインのクォーターウィンドーエンボスのあるデザインのルーフスポイラー。LED式ストップランプを内蔵する
高輝度LEDを使ったテールランプリアワイパーはトーナメント式リアゲートにバックビューカメラがつく
リアゲート左側にはMURANOのエンブレムがつくリアゲート右側にはXTRONIC CVTのバッヂマフラーは左右出し。マフラーエンドフィニッシャーで迫力のあるリアビュー
エンジンは2488ccの直列4気筒エンジンを搭載リアから下まわりをのぞいた所。2WDなのでリアデフやドライブシャフトがない
インテリアのダッシュボード側を見るインテリアのシート側を見るステアリングは本革巻き
ステアリングの左側にはオーディオやナビ、ハンズフリーの操作をするスイッチステアリングの右側にはオートクルーズのコントロールスイッチメーターは三眼タイプ。中央に車両情報ディスプレイがある
車両情報ディスプレイにはさまざまな情報を表示。左上から瞬間燃費、平均燃費と平均車速、走行時間と走行距離、航続可能距離、外気温、各種警告など
250XVは標準で本革シートとなる。前席にはシートヒーターを内蔵運転席はスライド、リクライニング、リフター、サイサポート、ランバーサポートの調整が可能助手席はスライド、リクライニングの調整が可能
ドアにはパワーウインドーやドアミラー調整のスイッチシートやステアリング、ドアミラーの位置を自動で調整するパーソナルドライビングポジションメモリーシステム。インテリジェントキーとも連動するひじ掛け部分などにはソフトパッドを使用
カーウイングスナビゲーションシステムサイドブラインドモニターの映像。左側車幅と前端を示すガイドラインも出る助手席ミラーには、左側下方の視界を確保するサイドアンダーミラーも備える
トランスミッションには新開発のエクストロニックCVTを搭載。運転状況に応じて最適なシフトパターンを選択するアダプティブシフトコントロールも採用するステアリングは電動でチルト&テレスコピックが調整可能。ETC車載器はコラム左にビルトインエンジンスタートはプッシュボタン式。インテリジェントキーを携帯していれば始動可能
ステアリングコラム右手には各種スイッチが並ぶ。運転席から電動リアゲートの開閉や、倒した後席の復帰などができるセンターパネル下部にはシガーソケットと浅めのポケット。前席シートヒーターのスイッチも装備センターコンソール部にはドリンクホルダーや小物入れが用意される
グローブボックスアームレスト部には2段のポケットを装備サングラスが収まるサイズのポケット
照明付きバニティミラー明るい車内を実現するスタイリッシュグラスルーフシェードもつく
前側はガラスルーフを開放することもできるリアシートは3人がけリアシートもリクライニングできる
後席センターアームレストにはドリンクホルダーを内蔵センターコンソールは後部に引き出しもある。AUX入力端子もここにあるリアゲートは電動式。スイッチを切れば手動での操作もできる
5名乗車でも十分な広さのラゲッジスペース後席は6:4分割可倒式室内高もあるので、かなりの大きさのものも収納可能だ
ネット付きのラゲッジ分割機構。ネットは取り外しも可能で荷物のサイズにあわせて調整できる荷室下にはスペアタイヤ。内側はボーズサウンドシステムのサブウーファーラゲッジスペース横のシルバーのレバーを引くとシートが倒れる。黒いスイッチでシートが復帰する
リアゲートや運転席のスイッチ操作で復帰可能なリアシート
ラゲッジルームにも12V電源を用意

(瀬戸 学 /Photo:高橋 学 )
2010年 4月 8日