写真で見るフォルクスワーゲン「ゴルフ ヴァリアント TSIコンフォートライン プレミアム エディション」


 フォルクスワーゲン ゴルフのワゴンモデルが「ゴルフ ヴァリアント」。現行モデルは2009年11月にモデルチェンジして登場し、今回の撮影車は昨年に発表された、装備を充実した「TSI コンフォートライン プレミアム エディション」。

 現行のゴルフ ヴァリアントは、2007年デビューの「ゴルフ ヴァリアント」の内外装を現行ゴルフ同等に大幅刷新したもの。現行ゴルフと同じTSIエンジンやデュアルクラッチトランスミッションの「DSG」が7速になるなど、メカニズムも最新へと進化している。

 従来のTSI コンフォートラインと比べ、クロームルーフレール、エアインテークにクロームモールを追加したほか、LED リヤライセンスプレートランプ、アルカンターラ&ファブリックシート、16インチアルミホイールなどを装備。車両価格は325万円。

 パワートレーンは、直噴の直列4気筒DOHC 1.4リッターにターボとスーパーチャージャーの2つの過給器を備えたエンジンを搭載し、118kW(160PS)/5800rpmの最高出力と240Nm(24.5kgm)/1500-4500rpmの最大トルクを発生する。7速DSGを介して前輪を駆動する。

クロームのルーフレールや新デザインのホイールがTSIコンフォートライン プレミアム エディションの特徴となる。ボディーカラーはトルネードレッド、サイズは4545×1785×1530mm(全長×全幅×全高)
フロントマスクは現行の6代目ゴルフと共通のデザイン。アンダーグリルにもクローム加飾が施される
左右のコーナーが大きく斜めにカットされるのも最近のフォルクスワーゲン流ヘッドライトは4灯ではなく、外側のみ点灯する。バイキセノンヘッドライト(オートハイトコントロール機能付)を標準装備し、ステアリング操作に連動して進行方向を照らすダイナミックコーナリングライト機能も備える
ハロゲンのフォグランプがバンパーに備わるライトを近くで見ると凝った造形なのが分かるフロントウィンドー
ターンシグナルランプをミラー下に配置。ヒーター機能およびリバース連動機能(助手席)が付くサイドウインドーとルーフレールは美しいクローム仕上げアンテナはウイングタイプを装着
テールランプはバルブタイプ。バックライトは左側、バックフォグは右側が点灯する。また、高速走行時に急ブレーキをかけるとブレーキランプが自動点滅し、後続車に緊急制動を知らせる「エマージェンシーストップシグナル」を装備ハイマウントストップランプをリアウインドーの上に装備する
リアまわりは先代モデルから大きな変化はないマフラーは斜め下向きに2本出し
ゴルフのバッヂTSIのバッヂ。SとIが赤になる環境基準適合のシール。自動車取得税と重量税が50%減免、エコカー補助金10万円の対象
エンジンは直列4気筒DOHC 1.4リッターにターボとスーパーチャージャーを組み合わせる。最高出力は118kW(160PS)/5800rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/1500-4500rpm。JC08モード燃費は15.8km/L新デザインの16インチホイールを装備。タイヤサイズは前後とも205/55 R16
ステアリング位置は右のみ運転席は最近のフォルクスワーゲンのデザインを踏襲
3本スポークのステアリングはレザー仕上げダッシュボードの中央にメーカー装着のカーナビ「RNS510」を装備、その下は2ゾーンフルオートエアコンとなる。自動内気循環機能付き
コクピット全景。ルームミラーは自動防眩タイプオーバーヘッドコンソールにはメガネケースを装備する
シートはアルカンターラ&ファブリックシート着座した際に体重のかかる部分がアルカンターラ。人工バックスキンの手触りがやさしい
リアシートもフロントシートと同様のアルカンターラ&ファブリックシート
リアゲートを開くとトノカバーが荷物のプライバシーを守っているトノカバーは巻き取り収納できる上部はドッグネットを引き出して使用可能
トノカバーは外せるアームレストを倒してハッチを開くと長尺のスキー板などを収容できるラゲッジルーム容量は505Lだが、6:4分割可倒式のリアシートを倒すことで1495Lまで拡大できる
左右のリアシートを倒したところ座面を跳ね上げることで、スペースの床がよりフラットに近づく
フロア下には収納スペースが用意されるスペアタイヤは通常サイズのものを装備。ただしスチールホイール

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http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/photo/

(正田拓也/Photo:鈴木広一郎)
2012年 7月 17日