【iPhone】ParkingAssistant
時間管理はおまかせ!駐車料金のムダ使いを防げるパーキングアプリ!
Ver.1.0.3 /無料/ BMW Group
[iPhone/iPod touch/iPad / iOS 4.0~]

 

 今回ご紹介するアプリは、BMWからリリースされているとってもスタイリッシュなアプリ「ParkingAssistant」です。その名のとおり、愛車を駐車した場所への誘導や移動の時間を管理してくれるパーキングアプリです。

 何を隠そう私、このアプリの使用率高め! 洗練されたデザイン、透明感のあるサウンド。BMW乗りの贔屓目抜きにしてもさすが! と言わざるを得ない1本なんだよね!

 もちろん見た目だけではありません!機能的にもすっごく優秀♪

 どんなアプリかというと、車で出かけた際、愛車を駐車し、「ParkingAssistant」を設定。まずは駐車場の形態(平置き/立体・多層)を選択、次に、その後の予定(食事/買物/ミーティング)を選択、最後に自分の歩く速さ(ゆっくり/普通/速い)を選択します。

 次にGPSで現在地をチェックし、駐車時間(パーキングチケットの制限時間や、お買物時にもらえる無料駐車券の時間など)を設定。前準備はこれでOK。そのあとは食事やお買い物へGO♪ その間も「ParkingAssistant」は裏で時間をしっかり管理してくれているのです。

 そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ……おしゃべりしながらお友達と食事したり、ショッピングなんかしてると、ついつい時間を忘れがちになっちゃうものですよね。そんな時こそ「ParkingAssistant」の出番なのです!

 駐車位置へのルートを表示してくれるほか、その距離と歩くペースを計算して、所要時間を算出、食事や買い物をやめて車に戻るべき時間をお知らせしてくれちゃうのです! 「あ、ヤバい!60分過ぎちゃった~」と、慌てて駐車場に戻る、なんてことを防止できちゃうの♪ 時間感覚の鈍い私にはピッタリ(自爆)。

 お出かけ時の必須アイテムの臭いがプンプンする「ParkingAssistant」、詳しく見ていきましょう!


■ ■ ■

 アプリを起動するとウエルカム画面が表示され、このアプリの説明が表示されます。次回より説明が必要なければ、下段のチェックボックスにチェックを入れ、「Park now」をタップしてメイン画面に進みます。

アプリの説明メイン画面。駐車場の形態:「Parking space」(平置き駐車場)、目的:「Shopping」(買物)、歩く速度:「medium」(普通)で設定してあります

 メイン画面での設定は3つ。といってもアイコンをタップするだけでOK! それにしても分かりやすいピクトグラム。英語表記でもなんら問題なしだね~♪

 では、設定を見ていきましょう。

 上段左から駐車場の形態「Parking space」(平置き駐車場)「Multi-storey car park」(立体・多層駐車場)。中段左から駐車後の目的「Eating」(食事)、「Shopping」(買物)、「Meeting」(ミーティング)。そして下段は歩く速さを「slow」(ゆっくり)、「medium」(普通)、「fast」(速い)から選びます。

駐車位置設定

 設定は以上で終了。続いて下段のボタン「Location input」(駐車位置設定)をタップ。この画面では駐車場の位置をGPSにて測位させ、指定します。

 表示されるのはGoogleマップ。現在地には赤いピンが打たれ「Your Parking Place」のふきだしが表示されます。ピンチイン/アウトが可能なので、現在地がズレているようだったらピンをロングタップして移動させてね。

 マップの下にメモ欄があります。Parking spaceを選んだ場合は、「Your notes」に駐車場名などのメモを残すことができます。Multi-storey car parkを選んだ場合は、停めた階や、停めた場所の番号などを「Car park level or parking space...」にメモします。

 以上の設定が完了したら下段の「Time input」(時間設定)をタップ。また、「Back to input」で前の画面に戻れます。

 時間設定の画面は、ブルーのサークルの中央に時間(hh:mm)が表示されています。サークル部分を時計回りにクルっと回すと時間が設定できるようになっているので、パーキングの制限時間など予定時間を設定します。

 続いて下段の「Confirm duration」(確認)をタップします。途中で停止したい場合は「Finish parking」をタップ。

 設定した時間の経過を視覚的に確認できちゃうのがグッド! サークルのブルーのゾーンと、中央の時間が、買物などに使える時間を表しています。時間経過とともにその長さが短くなっていきます。逆に、少しずつ長さが伸びていくグレーの波線ゾーンが経過時間。そして、グリーンのゾーンが、車に戻るのに必要な移動時間を表しています。もちろんこのゾーンは駐車位置と現在地の距離が遠ければ遠いほど長くなります!

 時間経過を視覚的・感覚的に把握できちゃうよね♪


時間設定時間設定。画像は駐車時間を「1時間」に設定してから10分経過したところ。車までの移動時間が7分なので、あと43分間お買物可能

 左上の「Summary」をタップするとそれらの情報を数字で確認することができます。上のブルーの大きな文字が買物など目的に使える時間。その下は、左から「Return to car」(車に戻るのに必要な時間)、「Expired time」(経過時間)、「Planned time」(設定時間)。

 右上のサークルをタップで前の画面に戻ります。

 また、下段のボタン「Change duration」(変更)をタップすると、前の画面に戻り設定時間を変更することができます。

 「Route to car」(車に戻る)をタップするとマップ画面となり、現在地から駐車位置の位置までのルートを表示してくれます。

Summary画面。時間の詳細が数字で確認できますルート地図

 車に戻る時間を移動距離と歩くペースから逆算し、制限時間までに戻れるよう通知してくれるのです! これであとは心おきなく食事やお買い物を楽しんでね! 夢中になっていても「ParkingAssistant」がしっかり時間を管理してくれます。

 もちろん、「ParkingAssistant」を常に表示しておかなくても大丈夫。別のアプリを使っていてもスリープ・ロック状態になっていても、タイムリミットはプッシュ表示やアラームで教えてくれるよ♪ アラームがまた繊細なサウンドなんだよね~♪ 何気にお気に入り。

 プッシュ表示は2度通知されます。

 1度目は駐車場に戻らないといけない時間。洗練されたサウンドとともに「Your parking time expires in 7minutes.」と駐車時間終了までの時間が表示されます。2度目は設定した時間が終了した時、「Your parking time has expired.」と表示されます。

プッシュ表示:1度目車に戻り始めて、というメッセージ
プッシュ表示:2度目時間切れ

 ルート表示では所要時間2分となっているのですが、「BMW ParkingAssistant」内の移動時間は8分と表示されています。これって、プッシュ通知後に食事のお支払いなんかをする時間を見越しての表示ってことだよね! 細やかな仕様、さすがですね!

このように、車でのお出かけには欠かせないアプリ「BMW ParkingAssistant」。みなさんも上手に使って駐車料金のムダ使いをなくしちゃお!

 


 

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(のりたまこ[のりたまこのブログ]
2011年 10月 12日