トピック
国際サーキットが目の前に見える「ホテルツインリンク」で、子供と一緒に楽しむ充電旅
ホンダコレクションホールで歴代の名車や最新技術を満喫
2017年12月8日 13:38
慌ただしい毎日からちょっと解放されたいなぁ……。そんなときに出かけたくなるのは、時間を忘れての~んびりできる、ゆったりとしたお部屋のあるホテル。窓から非日常に浸れる景色が見えたり、好きなものを好きなだけ楽しめる食事ができたらなお魅力的です。でも、子供がいるファミリーにとっては、ただのんびりできるだけじゃ物足りない。いくらいつもと違う環境とはいっても、体力が有り余っている子供はお部屋の中だけじゃすぐに飽きちゃうし、結局大人もゆっくりできずに終わって「あ~あ、よけいに疲れた」なんてことにもなりかねない。子育てファミリーのホテル選びは、けっこう難しいのです。
でも、そこでピン!と閃いたのが、ツインリンクもてぎにあるホテルツインリンク。ここは、広大な敷地に緑豊かな里山が広がり、誰でも安心して土や生き物たちと触れ合えるハローウッズの森があったり、幼児から遊べるのりものゆうえんちがあったり、グランピングから手軽なバーベキューまで楽しめるキャンプビレッジもあれば、空中散歩ができるメガジップつばさや立体迷路など、思いっきり遊べるアトラクションもたくさん。そして、世界の一流レーサーが競い合う国際レーシングコース、希少な名車たちがズラリと並ぶコレクションホール、雨の日でもいろんな体験ができるファンファンラボと、ホテルから1歩出ただけで、思い思いに過ごせる非日常体験の宝庫なんです。
そしてもう1つ、せっかく出かけるのならば、自分たちだけではなかなかできない、何か子供たちの感性を刺激するような、一生の思い出に残るような、特別な体験をさせてあげられたら素敵ですよね。ツインリンクもてぎでは、普段は徒歩で入ることのできない国際レーシングコースに入って、360度広がるパノラマの星空を眺めることができる、宿泊者限定の「星空ナイトツアー」を開催するという情報が! ジェンソン・バトンも、佐藤琢磨も走ったあのコースで!! これはもう行くしかないと、さっそくホテルツインリンクを予約しました。専用のインターネット予約ページにアクセスすれば、ゲストルームやホテル内の施設、レストランの様子がよく分かるし、空室確認や予約もすぐできてラクラクです。
常磐自動車道の水戸IC(インターチェンジ)や水戸北スマートIC、東北自動車道の矢板IC、北関東自動車道の真岡ICと、アクセスルートが豊富なツインリンクもてぎ。だんだんと田園風景が広がってくる道中の景色も楽しみながら、東京から2時間30分くらいで到着です。ホテルツインリンクは、広大な敷地の中でもいちばん高い丘の上に建つホテル。一面のガラス張りでモダンな雰囲気のエントランスを入ると、広々としたロビーからは中庭も見えて、とても気持ちのいい空間です。
右手のフロントへ行くと、「お待ちしておりました」と温かな笑顔で出迎えられ、なんだかそれだけでホッとリラックスモードに。和奏は宿泊の記念にと、子供だけにいただけるプレゼントをもらって大喜びです。しかも、スタンプを3つ集めるとご褒美がもらえるというスタンプカードもあって、そこには「おふろのおやくそくまもれたかな?」なんて項目が。これがあれば、イヤイヤ期真っ盛りの和奏もホテルでお利口に過ごしてくれるかも。親の気持ちを分かっている、なんともうれしいサービスです。
チェックインを終えたら、さっそくエレベーターでゲストルームへ。ドアを開けたら、予想以上の広さと大きな窓から明るい光が差し込む心地いい雰囲気に、和奏は「わぁ~」と駆け込んでいきました。2つ並んだフッカフカのベッドと、3人がけのゆったりとしたソファが向かい合わせに備わるリビングスペースをあっちこっち大はしゃぎ。
私たちも荷物を置くと、さっそく窓からの景色を眺めてびっくり! そこからは国際レーシングコースがよく見えて、なんとこの日は来シーズンに闘う予定のレーシングカーが走っているではないですか。どうやら、テスト走行を行なっていたようです。ファンファンファーンと響くエンジン音がちょうどいいBGMになり、パパの瞳もキラキラしています。絶景が望めるホテルは数あれど、レーシングコースがお部屋からこんなによく見えるホテルは、日本中探してもここだけでしょう。
そして、お部屋のアメニティには、子供用のスリッパやパジャマ、歯ブラシにコップも用意されていて、洗面台を使うときのステップまである心遣いに感激。お茶やお菓子、木でできたパズルなどもあるので、手ぶらで行っても夕食までのんびりと過ごせます。パパは、本田宗一郎氏の人生が漫画で読める本を手にとって、さっそくソファにゴロン。和奏と私はティータイムでひと息入れるとしますか。だんだんと暮れていく空に見守られながら、好きにくつろいでいられるなんて、とっても贅沢な時間です。
森の中の市場のようなレストランで楽しい夕食!
さて、時刻は17時30分。そろそろホテル1階のレストラン&バー「森のレストランMARCHERANT(マルシェラン)」がオープンするころです。ここはその名のとおり、まるで森の中の楽しい市場へ来たような、色鮮やかな食材といい香りに包まれたレストラン。特注で導入した石窯のあるオープンキッチンや、茂木町の有機栽培農家「自然農園空土ファーム」監修の食育菜園もあって、ズラリと並ぶたくさんのお料理にお腹がグゥ~。曜日や予約状況によってビュッフェやディナーセットに変わりますが、今日はビュッフェの日。席に着いたら、さっそくみんなでトレイに好きなお料理をピックアップしに行きます。
和・洋・中・スイーツといろんなお料理があって、もうどれにしようか目移りしちゃう。パパは石窯に直行して、柔らかそうなローストビーフやとろ~りチーズのピザをゲット。小さいハンバーグやポテトなど、子供が好きなお料理が揃うコーナーもあるし、オレンジジュースなどのドリンクもフリーだから、和奏もすっかりご機嫌です。大人にはもちろん、生ビールをはじめとしたアルコールのオーダーも可能。いつもは夕食のあとも、和奏をお風呂に入れたり片付けがあったりでお酒を飲むヒマもない私だけど、今日くらいはいいかな? 久々にパパと生ビールでカンパ~イ!
野菜もお肉もお魚も、いろんな食材をちょっとずついただいていると、それぞれの美味しさに五感が刺激されているような満足感。モリモリ食べてテンション高めの和奏も、もうニコニコです。そして私たち大人は、ここに来たら食べなきゃ帰れない、というお目当ての1品をシメに。それは、ツインリンクもてぎ特製の麻婆豆腐。そのままはもちろん、ふっくら熱々のご飯にかけて、ミニ麻婆豆腐丼にしても絶品なんです。皆さんもぜひご賞味あれ。
夕食のあとは「星空ナイトツアー」に出発! 曇りのち雨の予報で、星空は……
こうして大満足の夕食を終えた私たち。この後はいよいよ、宿泊者限定の「星空ナイトツアー」に出発です。外は気温が下がり、シンシンと冷えてきているので、コートや帽子でしっかりと防寒対策をしたらエントランスへ。そこからお迎えのバスに乗り、国際レーシングコースへと束の間の夜のドライブへGo~! 和奏はまだまだ元気いっぱい、真っ暗な窓の外を興味津々で眺めています。昼間はたくさんのレーシングカーで賑わっているパドックも、灯りが消えてすっかり静まっていて、なんだか私たちも冒険家気分でワクワク。ただ、お天気の方が……。この日は曇りのち雨の予報で、夜が深まるほど星が隠れてしまうとのこと。間に合うか!? 誰もいないコースを走って、いちばん空がひらけている場所でバスを降りると……。おお、間に合いました! 雲がぽっかりと切れた空間に、東京では見たこともない無数の星が輝いています! 5分くらいして目が慣れてくると、もっともっとたくさんの星が見えてきて、もうウットリ。「うわ~」としばらく言葉を忘れて星空を見上げていた私たちでした。
和奏も最初は暗闇におっかなびっくりだったけど、抱っこしてあげたら安心したのか、「すご~い、きれいね~」なんて興奮して指差していました。普段は歩くことなんてできないコースの上で、降るような星空に包まれるような体験は、まさに夢のよう。スタッフのお話では、タイミングがよければ流れ星がたくさん見えることもあるんだとか。今日は雨の天気予報からすれば、これだけの星が見られただけでもラッキーです。今度はまた、流れ星をつかまえに来るぞ~。「星空ナイトツアー」は12月22日~30日、2018年1月3日の19時30分~21時に開催予定。詳細はツインリンクもてぎの公式サイトでご確認くださいね。
さぁ、星空ナイトツアーから戻ったら、和奏が眠くならないうちに、大浴場の「のぞみの湯」にゆっくりと浸かってあったまろう。入り口や脱衣所などに、地域の伝統工芸である組子細工をあしらい、栃木県産の美しい大谷石を使ったお風呂があって、「日本人でよかった~」とほっこりできるのも魅力の「のぞみの湯」。大きな内湯にはマイクロバブルのシルキーバス(またはジェットバス)もあるし、露天風呂から眺める夜空もまた格別なんです。おすわりができるベビーちゃん向けのバスチェアなどが用意してあるのも、子供連れファミリーにうれしいところですね。
ぽっかぽかに温まって部屋に戻ると、和奏はもう眠気がピークに。ほどなくしてベッドでクークーと寝息を立てはじめました。パパと私は、こんなにゆっくりできる夜は久しぶりなので、もう少し2人で晩酌を。幸せな夜が更けていきます。
スッキリと目覚めた朝は、のんびりと支度をしたら、朝食は再び「森のレストランMARCHERANT」で。野菜がたっぷりいただけて、パンもご飯もおかゆも選べるのがいいですね。私は朝カレーがお気に入り。ちょっと朝から欲張って食べ過ぎちゃったかな!? そして名残惜しいけれど、そろそろチェックアウトです。スタンプを集めたカードは、オリジナルグッズや栃木の名産品などが揃っているロビーショップへ。和奏がカードを見せると、「よくがんばったね~」と言ってプレゼントをくれました! それが何かは、行ってみてからのお楽しみにしておきますね。
クルマやバイクだけでなく、ASIMOのショーも楽しめる「ホンダコレクションホール」を家族で満喫
こうしてチェックアウトした私たちですが、このまま帰るなんてもったいない。和奏は「もりへいってあそぶ~」と盛り上がっています。ハローウッズの森は、和奏が大好きな場所。でも今日はちょっと雨が降りそうだから、大人も子供も楽しめるミュージアム「ホンダコレクションホール」へ寄ってみることに。
ここは、ホンダの歴史を創ってきた数々の名車たちが1階から3階のフロアに並び、それを造った熱い想い、時代を動かした出来事、私たちの暮らしを豊かにしてきた技術などが、当時の写真やエピソードなどとともに展示されている、見どころたっぷりのミュージアムです。その時々で変わる企画展もあり、この日はホンダだけでなく日産、トヨタ、マツダなど、さまざまなカテゴリーのレーシングカーが集まる「Racing History of Last 20 Years【Part3】」などが開催されていて、自分でもレースに出場しているパパは大興奮。ほかでは見られない2輪車もたくさんあるので、バイク好きの人たちも大満足間違いなしです。
1階から順々に歩いていくと、普段はなかなか見られないクルマたちに和奏もキョロキョロとして刺激を受けている様子。私とパパは、生まれたころに近所をよく走っていたクルマたちなど、懐かしい姿に思わず郷愁がよみがえって、当時の思い出話で盛り上がってしまいました。ガイドツアーもあるので、より詳しく見ていきたい人はそちらを申し込むのがオススメ。
そして和奏に1番見せたかったのは、ホンダが開発した人型ロボット「ASIMO」のスーパーライブ。1日2回ほど指定の場所に集まると、実際に動くASIMOが登場! 子供にも大人気のかわいらしい姿で、ジャンプやボールキックなどを目の前で披露してくれます。和奏は小さいころからASIMOのぬいぐるみを持っているので、その本物と対面して最初はビックリしていたけど、そのうちに「あしもかわいいねぇ~、すごいねぇ~」と、すっかり夢中になっていました。
さらに、この日は手も足も使わずに乗れる次世代モビリティ「UNI-CUB」の乗車体験も開催されるとのことで、さっそく受付で申し込みました。人数が限られているので、早めに受け付けすることをオススメします。最初にUNI-CUBのデモンストレーションを見て、その構造や特徴などを教わり、シート付きの1輪車みたいな、でも前後左右に自由自在な動きにかなりワクワク。そして1人ずつ、いよいよ乗車体験です。ハンドルもアクセルもブレーキもないのに、ホントに思った方向に動くのかな? なんて思っていたけど、視線移動や体重移動のコツをつかむとあら不思議。カンタンに進んでいくじゃないですか。最初はガタガタとぎこちない動きだったのが、慣れてくると8の字走行もラクにできて、とっても楽しい! この日はなんとブラジルから来たという男性も参加していて、UNI-CUBを面白そうに乗りこなしていました。
このほかにも、電気モーターで走る乗り物を自分で組み立てて走ることができるピット工房や、NANONANOアクセサリー教室、クイズラリーなど子供が楽しめる体験プログラムもあるので、寒い季節も雨の日でも遊べるのがいいですね。
ホテルツインリンクでのんびり過ごし、美味しい食事を堪能して、ここでしかできない星空鑑賞ツアーで特別な体験をしたり、ホンダコレクションホールで歴史や最新技術に出会ったり。た~っぷり楽しんだ1泊2日のツインリンクもてぎ。充電も発散も、家族みんなで思いのままに手軽にできる、この冬イチオシのスポットです。しかも、年明け1月2日にはツインリンクもてぎNew Year Fesとして、観覧席から花火を見渡せる劇場型花火「花火と音の祭典~音とキレイがいっぱい~」が開催されます! 澄み切った冬空に約4000発の花火が咲きほこり、音楽がシンクロするエキサイティングな空間で、新年を華やかにスタートするなんて最高ですね。この冬、忘れられない感動を味わいに、ぜひツインリンクもてぎを訪れてみてください!
提供:株式会社モビリティランド