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政木ファミリーのホンダアクセス「N-BOX バーバパパ コレクション」の魅力チェック
- 提供:
- 株式会社ホンダアクセス
2018年7月9日 00:00
ピンク色の綿菓子みたいなキャラクター「バーバパパ」。キャラクターの名前やストーリーは知らなくても、「見たことある!」という人は多いはず。そんなバーバパパとコラボレーションしたホンダアクセスの純正アクセサリー「《BARBAPAPA》COLLECTION(バーバパパ コレクション)」が5月31日に発売された。
主に女性ドライバーに向けたトータルコーディネートを提案するコレクションの第5弾で、これまでの独身女性や自分でクルマに乗る女性から、今回は未就学児を持つママ層やファミリーがターゲット。このバーバパパ コレクションは「N-BOX(エヌボックス)」「FREED/FREED+(フリード/フリード プラス)」「STEP WGN(ステップワゴン)」の3車種で展開される。ファミリー向けということもあり、同コレクションにおいて初めてミニバンがラインアップされたというのもポイントだ。
発売日となる5月31日から6月20日まで、ホンダの本社ビル1階にあるショールーム「ホンダウエルカムプラザ青山」が、「バーバパパ コレクション」の世界観で装飾された。ちょうどバーバパパの絵本を読んでいる2歳の息子マサナリにぴったりと、家族そろって訪れてみた。そこはバーバパパで彩られた車両の展示をはじめ、たくさんの遊び心があふれたワクワクの空間だった。
バーバパパは誰でも知ってるなじみ深いキャラクター
今回コラボレーションすることになったバーバパパは、優しくて頼りになるバーバパパ、子供思いで料理が得意なバーババママ、カラフルで個性豊かな7人の子供たちが繰り広げるフランスの絵本。世界40カ国以上で多くのシリーズが刊行されているほどの人気だ。日本では、1976年、1999年と2度アニメ化され、絵本を知らなくてもアニメで見たという人も多いのではないだろうか。キャラクターグッズも多く、目に触れる機会が多いというのも親しみやすさにつながっている。
絵本の読み聞かせなど子供との接点を考えると、パパよりもママの方がよりなじみ深いかもしれない。また、全国の図書館で蔵書率が高く、「幅広い層に幼いころからの接点がある」というところも、今回バーバパパというキャラクターとコラボレーションした理由の1つだという。
純正アクセサリーでトータルコーディネートするシリーズの中で、キャラクターをモチーフにしたのは第2弾の「バービー(期間限定のため、現在は販売終了)」に続いて2回目となる。「価格や価値にシビアなママ層に、どのように付加価値をアピールしていくか模索していく中で“キャラクター”を使う方向性になった」と語るのは、企画開発を担当したホンダアクセス 商品企画部の中山ひとみ氏。単にキャラクターを起用すると言っても認知度やキャラクターのイメージが重要で、「認知度が高く、ママと子供がそれぞれ好意的なキャラクターって意外と少ない」(中山氏)そうで、いくつもの候補から選び抜かれたのがバーバパパなのだ。
そして、このホンダウエルカムプラザ青山での車両展示は、第5弾にして初のことだという。オフィスが建ち並ぶ青山一帯で、足を運ぶのはビジネスマンばかりというイメージだったが、「意外とファミリー、特に小学生が多く来るんです」と、ホンダアクセス 営業部 第一販売ブロックの一藤英恵氏が教えてくれた。ここでの展示を企画した一藤氏は「ホンダアクセスが、このように女性に向けた純正アクセサリーを出していることを対外的にアピールすると共に、商品と楽しい接点を持ってもらうため、ターゲットユーザーも含めた多くの人が訪れて時間を過ごすこの場所で展示を企画した」と理由を語った。
車内が楽しい空間に。遊び心あふれた11種類の純正アクセサリー
ホンダウエルカムプラザ青山の大きな窓ガラスに貼られた、これまた大きなバーバパパファミリーが訪れる人を出迎えてくれる。アスファルトとビルに囲まれた都心の交差点から見えるカラフルなキャラクターたちからは、なかなかに強烈なアピールを感じる。建物内に足を踏み入れると、ホンダの最新モデルであるクルマやバイクなどが展示されている中に、際立つストライプのアクセントをあしらったN-BOXが目に入る。バーバパパ コレクションを装着した展示用のN-BOXだ。
ベースとなっているボディカラーは「モーニングミストブルー・メタリック」。ホイールセンターのキャラクターのシール、およびフロント、サイド、リアと、ボディのぐるっと1周に渡ってブラックとホワイトのストライプが採用されているが、これは「東京オートサロン 2018」のホンダアクセスブースで展示されたモデルで、実際のバーバパパ コレクションとしては販売されていないもの。このストライプは今回のバーバパパ コレクションのオリジナル要素で、シートカバーのデザインのほか、カタログなどにも使われている。
展示されているのはN-BOXだが、フリード/フリード プラス、ステップワゴンでそれぞれ11種類のアクセサリーが用意されている。車種ごとに仕様が適正化されているが、カラーやデザインはほとんど同じ。マスタードイエロー、アイボリー、ブラック、グリーンの4色を基調として、車内が明るくにぎやかに仕上げられている。
「シートカバー」はファブリックのフルタイプ。マスタードイエローを基調にして、アイボリーとブラックのストライプがアクセントとなっている。着座するとサイドのマスタードイエローの部分だけが露出するので、一気に車内の雰囲気も変わる。水が浸みこみにくい撥水加工が施されているが、お菓子や飲み物をこぼして汚れてしまった場合には洗濯もできるようになっている。また、リアシートに座る子供の靴でフロントシート背面が汚れてしまうのを防ぐ「キックガード」も用意される。
「ステアリングホイールカバー」はシートカバーと同系色でまとまっている。アイボリーに鮮やかな色味のステッチが映える「シフトノブ」は合皮製。ステップワゴンとフリード/フリード プラスは、本革製の「セレクトノブ」となる。
乗り込んだ時に目を引くのが「フロアカーペットマット」。シートカバーなどのマスタードイエローやアイボリーとは違い、芝生調のグリーンにキャラクターが描かれている。車内に敷くと、まるで芝生の上でピクニックでもしているような気分になる。消臭・抗菌加工で運転席分はヒールパッド付きというのもうれしい仕様だ。
「インテリアパネル」はマットアイボリーで、これにより一気に車内が明るくなる。マットのさわり心地のいい質感で、「インテリアステッカー」(3枚セット)ともマッチする。センターコンソールに取り付けて紙袋やポリ袋を掛けられる「バーバパパ コンビニフック」は、機能性とデザインが融合したアクセサリーだ。
どんな形にでも変身できるバーバパパらしい、優しい素材感のシリコンを使った「キーカバー」は人気商品だという。サイズ感や手触りがいいので、ついつい手に持ってしまいたくなるアクセサリーだ。
また、シートカバーやフロアカーペットマット、ステアリングホイールカバーには、バーバパパのキャラクターが描かれていて、キャラクターを見つける楽しさが仕掛けられている。バッグを置くような場所や、シートをスライドさせないと出てこないような隠れやすい場所に描かれているというのも、さらに“かくれんぼ感”を高めている。
運転したいお年ごろのマサナリは、N-BOXのドアを開けるとさっそく運転席を独占。「ブッブー」とステアリングを握って運転ごっこを楽しんでいたが、ステアリングカバーに描かれた「バーバママ」を見つけるとテンションが上がり、次第に車内のキャラクターを探すことに夢中になる。フロアカーペットマットやシートカバーにある「バーバモジャ」を見つける度に、興奮気味に「あったよ!」と教えてくれた。
フロントヘッドレスト裏側にある飾りのストライプ部分(面ファスナー)をペリペリとめくると、キャラクターがたくさん描かれたイラストが出てくる。そこに隠されたバーバパパのキャラクターや動物、自転車やコップなどを、「○○はどこにあるかな~?」と子供と対話しながら探して遊ぶことができる。フロントシートのヘッドレストはちょうどチャイルドシートに座る子供の目線の高さにあるので、親子で楽しめる仕掛けになっている。
エクステリアでは、4種類のエンブレムとエクステリアステッカー(ドアミラーとリアクォーターウィンドウ用左右4枚セット)が用意される。展示車ではナンバープレートからキャラクターが飛び出しているようなエンブレムになっているが、このエンブレムは右側がスパッと直線的に切れているデザインで、リアゲートやドアなど、工夫次第で別の場所から顔を出しているような貼り方も可能となっている。リアクォーターウィンドウ用ステッカーは外から見るとさりげないが、車内からははっきりと見えて、ここにもかくれんぼ要素がある。
ウエルカムプラザ青山の展示イベントでは、N-BOXの車内に隠れているバーバモジャを探してスタッフに伝えるとお菓子がもらえるということで、さっそくマサナリはお菓子をゲット。パッケージの中にはピンクのグミが入っていた。
また、車両の隣には記念撮影のスポットとして顔出しフォトパネルが設置されていたが、なぜか真っ黒。パネルの端ではバーバパパの子供たちの中で、絵を描くのが得意なバーバモジャが何やら絵を描いている。こんな真っ黒なパネルで写真を撮って楽しいのか?と思っていたが、「フラッシュをたいて写真を撮ってね!」と書いてあるのを発見。説明どおりにフラッシュを使って撮影したところ、撮影した画像にはバーバパパが変身したクルマに乗って、みんなでお出かけしている絵が浮かび上がっていた。このパネルは「レインボーフィルム」という特殊素材で、フラッシュを光らせて撮影すると絵柄が浮かび上がる仕組みとのこと。ここもまたかくれんぼ的な感じだ。
ホンダウエルカムプラザ青山では、展示車だけでなくカフェスペースもバーバパパ コレクションでコーディネートされていた。テーブルの天板はシートカバーのヘッドレスト裏をめくって現れるたくさんのキャラクターが描かれたデザインになっていて、テーブル下には芝生調のグリーンのフロアカーペットマットと同じデザインのマットが敷かれていた。これらは「ドアを開けて車内に入らないと見ることができないインテリアを、もっと気軽に感じてもらおう」と設置されたもの。
同じように、バーバパパ コレクションのカタログはキャラクターたちがたくさん登場する絵本のようなテイストで、見出しの数字やアルファベットはキャラクターが変身しているなど、遊び心あふれた仕上がりになっている。
突然「アシモ」に夢中に。子供から大人まで引き付けるホンダ ロボティクスの魅力
バーバモジャ探しを堪能し、ご褒美のお菓子(グミ)を味わった息子マサナリの興味は、4輪車、2輪車の展示へ。子供ということもあって体が小さいからか、「シビック TYPE-R」を素通りしてコンパクトな「S660」にダッシュ。ここでも運転席を独占し、「とと(お父さん)は、こっち!」と助手席に追いやられてしまう。オープンで視界が広いというのも気に入ったようだ。
2輪車でも排気量の大きいバイクはお気に召さなかったのか、一番端に展示されていた「Super Cub 110」に座らせると「ブォー」とご満悦の様子。と、遊んでいるうちにステージからアナウンスが聞こえてきて、ホンダのヒューマノイドロボット「ASIMO(アシモ)」のデモンストレーションが始まった。普段はバスや電車といった乗り物が好きで、ロボットの類にはあまり興味を示さなかったマサナリだったが、アシモの歩く、走る、踊るといったアクションに釘付け。最前列に座り、アシモが手を振るとマサナリも手を振って応えていた。
デモンストレーションが終わった後も、アシモが退場した舞台袖を指さして「アシモ! アシモ!」と興奮覚めやらぬ様子。もちろん、大人が見ても興味深いアシモのステージだったが、2歳の子供のハートをこんなにもわしづかみにするとはスゴい。帰り際、館内ショップでアシモのフィギュアを見つけて、「どうしても欲しい」とだだをこねられてしまったので、子供に甘いお父さんは買ってあげてしまった。そして帰ったあともずっと、「アシモ、アシモ!」と夢中でフィギュアで遊んでいる。
バーバパパ コレクションでコーディネートされたN-BOXは、ホンダウエルカムプラザ青山での展示はすでに終了しているが、今後はホンダファン向けイベント「エンジョイホンダ」(次回開催は7月14日~15日のEnjoy Honda ハイブ長岡)などで見ることができる。また、全国の販売店でフォトパネルと共に車両を展示する展開も進んでいるとのこと。バーバパパを知っていて近くで見る機会があるなら、家族で実際に見て、遊んでみるのがおすすめだ。バーバパパ コレクションのラインアップにない車種に乗っていたとしても十分に楽しめる。近くで展示がなかったとしても、カタログのページをめくるだけできっとワクワクできることだろう。