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まるも亜希子の「小さい子供連れでも楽しめる!」鈴鹿サーキットの魅力

5月25日~26日にはSUPER GTも開催!!

家族で楽しめる鈴鹿サーキット

 家族みんなが満足できるレジャーって、実はなかなか難しいものですよね。とくにクルマ好きのパパがいて、クルマにはあまり興味のないママ、手のかかる乳幼児に遊びたい盛りのお兄ちゃん、なんてファミリーの場合は、どこへ行っても誰かがつまんない思いをしたりして。

 そんなファミリーにこそ出かけてみてほしいのが、鈴鹿サーキットなんです。1960年代からの歴史ある国際サーキットで、世界最高峰のレース「F1グランプリ」が日本で唯一開催されるサーキットとして有名。なので、ちょっとハードルが高そうかな~、なんて思うかもしれないんですが、実際はこ~んなにファミリーに優しい場所はないってくらい、おもてなし盛りだくさんの「モビリティのテーマパーク」なのです。

F1も行なわれる鈴鹿サーキットにはコースに隣接して遊園地の「モートピア」があります
小さい子供から楽しめるモビリティのテーマパーク「モートピア」

 まず、サーキットのすぐ隣りにあって、0歳から乗れるアトラクションがある遊園地「モートピア」。一般的には、0歳でも乗れるアトラクションは1つか2つあれば御の字、という遊園地が多いと思うのですが、さすが鈴鹿サーキットです、なんと12個もあるんですよ~! 1人座りができることが条件のアトラクションもありますが、それにしても、赤ちゃん連れでここまで楽しめるテーマパークはそうそうないのではないでしょうか。

 そしてお子さんが3歳以上なら、もっともっと乗れるものが増えていきます。中には3歳から1人で利用できるアトラクションもあるので、初めてのドライブ、初めての乗り物で、子供のチャレンジ力を刺激することだってできちゃう。もちろん、大人も一緒に乗れるので、パパと子供で競争したり、兄弟同士で切磋琢磨してる姿なんかも見られそうですよね。

身長120cm以上で乗れるレーシングコースターは家族や友だちと競争が楽しめる

 私も2018年に夫が鈴鹿サーキットでレースに出るというので、一緒についてきて3歳の娘とモートピアで遊んだんですが、娘は大興奮で、「あれも乗りたい、これも乗りたい」と最後までせがまれるほどでした。0歳から乗れるアトラクションは、「でんでんむし」や「ぶんぶんばち」など見た目もすっごくキュートなので、見ているだけでもウキウキしちゃうんですよね。しかも、知る人ぞ知る手塚治虫デザインのキャラクター、「コチラ」や「チララ」も可愛くて、生コチラのステージショーにも釘付けになっていました。それに、ちょっとお腹が空いた時にも、モートピア内にはパンケーキ屋さんなどのファストフード、多彩な洋食がそろうレストランなどたくさんのフード店があります。私たちは広々とした「プッチタウンキッチン」に入ったんですが、全てのメニューにアレルギー表示がしてあるので、アレルギーが心配なお子さんも安心だと思いますよ。

熱気球型モノレールライド「ルンルンバルーン」も0歳から楽しめました
0歳から乗れる「でんでんむし」
「ぶんぶんばち」も0歳から
「コチラ」や「チララ」などのコチラファミリーが迎えてくれます
「プッチタウンキッチン」には子供にうれしいキッズプレートも

 ほかのサーキットでは、パパがレースの間って私たちはけっこうヒマで、時間を持て余してしまうことが多いんですが、モートピアのおかげで充実した1日になりました。

 さらに、もし食べ歩きが好きなファミリーなら、ぜひサーキット内の飲食店に注目してみてください! とくにグランドスタンドのエントランス周辺がオススメなんですが、三重県を代表する松坂牛専門店の「SUZUKA STEAK BAR 5807」とか、伊勢名物の伊勢うどん、四日市名物のトンテキ、創作フレンチが得意なシェフによるフレンチステーキサンドに、フランス人パン職人ドミニク・ドゥーセのクロワッサンなど、どれにしようか迷いまくりなグルメたちが迎えてくれます。私のイチオシは、究極の味と謳う四川担々麺! 情報通に聞くところによると、ホンダの社長は代々辛いものがお好きで、鈴鹿に来るたびに担々麺を召し上がっておられたとか。その名残で、業界では今でも「鈴鹿といえば担々麺」という人も多いんですよ。ぜひぜひ、ご賞味あれ。

松阪牛ステーキ重
伊勢うどん
鈴鹿トンテキ
特製フレンチステーキサンド

 さて、パパはレース観戦、ママと子供たちはモートピア、というのもいいんですが、せっかくならママには日ごろの疲れを癒してもらいたいところですよね。鈴鹿サーキットには、そんな贅沢な時間が過ごせるリラクゼーションスペース、「天然温泉クア・ガーデン」もあるんです。大浴場、露天風呂、サウナがある温泉エリアでは、正真正銘、鈴鹿で湧いた天然温泉を堪能。そして子供も一緒に水着で楽しめる温水プールには、気泡浴、打たせ湯などもあったり、小さな子供用のプールもあってみんなで遊べます。ちょっと休憩したい時はリラックスルームへ。キッズスペースもあるので、大人はの~んびりくつろげますよ。体の芯からポカポカする良質なお湯は、天然温泉ならでは。お肌もツルツルになって、これでママのご機嫌も急上昇間違いなしですね。

「天然温泉クア・ガーデン」には露天風呂や大浴場に加え温水プールなども楽しめます

 で、せっかくならこのまま泊まっちゃいたいね~、というファミリーには、隣接の鈴鹿サーキットホテルやキャンプ場でのファミリーキャンプがオススメ。ホテルにはレーシングな雰囲気の「レーシングルーム プレミアム」や「サーキット キッズルーム」、赤ちゃんも喜ぶ「コチラ ファミリールーム」など、いろんなお部屋が用意されていて、特別な一夜になりそうです。とはいえ、鈴鹿サーキットでレースが予定されている週末は予約がいっぱいのことが多いそう。ファミリーキャンプは比較的予約が取れやすく、手ぶらでOKなプランから道具などにこだわりたい人のためのフリーサイトまで、お好みに応じて利用できます。バーベキューハウスでは食材の用意もあるので、小さな子供がいても手軽に自然の中で過ごせるのがいいですよね。

鈴鹿サーキットホテルには普通の部屋に加えて、サーキットの雰囲気が楽しめる個性的な部屋も用意
レーシングルーム プレミアム
サーキット キッズルーム
コチラ ファミリールーム

 そして、子供たちと一緒にワイワイと楽しむのもいいけど、たまには旅行先でも夫婦水入らずでゆっくり食事とかしてみたいよね~、なんて思う時ありませんか? それ、鈴鹿サーキットなら叶えられるんです。3つのレストランとカスタマイズ可能なパーティスペースが揃う「S-PLAZA」では、チルドレンスペースに専任スタッフが常駐していて、17時30分~21時の間は子供を預けて大人だけで食事ができるサービスがあるんですよ~。私も娘が小さいうちは、食事中も常に抱っこしたりあやしたりしながら、時にはオムツ替えで中座したりして、なかなか食事に集中できなくてイライラしたこともあったのですが、そんなママの気持ちに応えてサポートしてくれる、本当に素晴らしいサービスだと思います。満1歳から小学3年生までの子供が対象なので、「たまには子供のお世話から解放されて、ゆっくり食事したいわ~」というママ。ぜひ利用して、リフレッシュしてくださいね。

S-PLAZAにはビュッフェレストランやオーガニックカフェなどさまざまなレストランが入り、子供を預けられるチルドレンスペースもある

 そんなわけで、鈴鹿サーキットがファミリーに断然オススメな理由をいろいろとお伝えしてきましたが、まだまだ、伝えきれない魅力がたくさんあります。ボーリング場もあるし、季節の花々が咲き誇る庭園をお散歩するのもいいし、夏にはプールで遊びながら大画面でレース中継が見られちゃうなんて、なかなか他ではないでしょう?

 鈴鹿サーキットでの直近の大イベントは、開幕から大波乱が続いて目が離せない状況になっている、「SUPER GT」! その第3戦となる「SUZUKA GT 300km RACE」が5月25日~26日に開催されますよ~。パパはもちろん、若手のイケメンレーサーも多いですからママだって楽しめるはず。キッズピットウォークやプレゼント抽選会、レーススタート直前のホームストレートコースに潜入して、レーシングカーやドライバーを間近で見られる「グリッドキッズ」など、子供も大興奮のイベントもあるので、そちらもぜひトライしてみてくださいね。鈴鹿サーキットなら、他では体験できないエキサイティングな休日になること間違いなしです!

5月25日~26日にはSUPER GT第3戦となる「SUZUKA GT 300km RACE」が開催される