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「カロッツェリア サイバーナビ」に加え「楽ナビ」シリーズにも対応。地図を最新にできる「地図割プラス」は子育て家庭にも最適
年3600円でカーナビの地図を最新にし続けられるMapFanのサービスを試した
- 提供:
- インクリメントP株式会社
2019年12月6日 00:00
多くの市販カーナビには、おおよそ3年間程度の地図更新サービスが付帯されている。その期間が過ぎれば、たとえ新しい道路が開通したり、注目の新スポットが完成したりしても、画面上の地図は変わらないまま。もしかすると皆さんも、地図データが古いせいで、せっかくできた空いている近道に気付かず、いつものルートで渋滞にはまり続けているかもしれない。
でも、更新サービスが切れたカーナビは、古い状態で使い続けるか、数万円の高額なアップデート料金を支払うか、もしくは買い換えるしかないのでは? そんな風に考えている人もいるかもしれない。だが、実際には今や驚くほどお得に最新地図へアップデートできるようになっている。
それが、地図サービス「MapFan」で知られるインクリメントPの「地図割プラス」。「MapFan」の有償会員向けサービス「MapFanプレミアム」に年額3600円(税別)で登録すると、iOS/Android向けのカーナビアプリ「MapFan」と地図検索サイトをフル機能で利用でき、さらに対象の据え置き型カーナビの地図更新も可能になるというものだ。
2019年5月から「カロッツェリア サイバーナビ」シリーズを対象にスタートした「地図割プラス」は、11月から新たに2011年~2018年モデルの「カロッツェリア 楽ナビ/楽ナビLite/楽ナビポータブル」シリーズにも対応した。より多くのカーナビユーザーが、最新の地図データに更新できるようになったわけだ。
赤ちゃん誕生でカーナビ購入戦略に誤算
そんな中、ちょうどCar Watch編集部に、カーナビの地図が古くて困っているという2012年製サイバーナビのユーザーを発見。2013年後半に更新したのを最後に、期限切れになって以降ずっとそのままだという瀬戸家のマツダ「アテンザ」だ。もともと愛犬とともに暮らしていた夫妻だが、この夏には子供も授かり、“4人家族”で移動することが増えてきたという。おめでとうございます!
しかしながら、赤ちゃんが誕生したことで瀬戸家の状況は大きく変わってしまった。まず、地図更新ができなくなったサイバーナビを買い換えようと思っていたものの、なにかと入り用になって新しいカーナビに割く予算はなくなった。古い地図のカーナビの代わりに奥さまにスマートフォンのカーナビアプリで案内してもらおうにも、奥さまは後部座席で赤ちゃんとワンちゃんの世話をするのに手一杯。
しかも、これまでワンちゃんだけならそれほど気を使わずに済んでいたドライブも、赤ちゃんの授乳やお昼寝のタイミング、おむつ交換など、考えることが一気に増えた。スムーズに目的地まで移動できないと機嫌を損ねてしまうし、新しく開通したルートを知っていても、どれくらいの時間で到着できるかが古い地図のカーナビだと見当がつかない。
例えば、正確な乗車時間が分かれば「赤ちゃんのお昼寝時間帯にサッと移動しちゃおう!」みたいなテクニックも使えるけれど、その時間があてにならないとすれば、ほとんど賭けみたいなものになる。時間が読めないドライブは、赤ちゃん第一の奥さまにとっても不安が大きいものだ。
とりわけここ数年は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたインフラ整備もあり、新規道路開通の件数が非常に多く、瀬戸家にとっては“賭け”になる確率がどんどん高まっている。神奈川県藤沢市に住む瀬戸家がよく利用するルートに限定しても、東名・新東名高速道路(東名、新東名)、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)、東京外環自動車道(外環)、首都高速中央環状線(中環)など、上手に使えば劇的に移動時間の短縮につながる新しい道路が開通している。
総合的に考えると、今あるサイバーナビの地図をお金を払ってでも更新した方が、懐もそれほど痛まず、家族に快適な移動時間を提供することにもつながるのではないか。そこで、地図更新が圧倒的にお得にできる「MapFanプレミアム」に会員登録し、「地図割プラス」で新しい地図データにアップデートしてみることに。
アップデートの具体的な流れは以前の記事を参考にしていただくとして、瀬戸家の移動は果たしてどんな風に改善されたのだろうか。
開通した新東名を利用して御殿場プレミアム・アウトレットへ
なにかと入り用の瀬戸家にとって、子供用のグッズなどをそろえるのに便利なアウトレットモール。藤沢市からそれなりに近い大きなアウトレットモールと言えば御殿場プレミアム・アウトレットだ。
ところが、古い地図では圏央道の一部が開通しておらず、新東名も存在しないので、下道を延々と走って厚木IC(インターチェンジ)まで行き、そこから東名高速で御殿場に向かうという1時間22分のルートを案内された。こんなに時間がかかっては子供もぐずり出す。状況が変わりやすい下道の混雑具合によってはもっとかかるかもしれない。
これが新しい地図になると、藤沢にある新湘南バイパスから圏央道がつながり、さらに圏央道 海老名南JCT(ジャンクション)~東名高速 伊勢原JCT区間に新東名が開通したので、大部分で高速道路や自動車専用道路を利用した最適なルートで移動できることに。通行料金は640円増えてしまうが、赤ちゃんと奥さまのご機嫌を考えれば安いものだろう。
圏央道と中央道を使って、お気に入りの昭和記念公園まで楽々
次は、奥さまの大のお気に入りスポットである東京都立川市の昭和記念公園。広場やプール、スポーツ施設、ドッグランに加えて、子供の遊び場にぴったりの遊具やアトラクションもある広大なエリアだ。瀬戸家が今後もお世話になる機会が多いと思われるこの場所も、サイバーナビの地図を新しくすることでスムーズなルートで行けるようになる。
古い地図では、圏央道が一部しか開通していないこともあり、高速道路に乗ったり、降りたり、乗ったり……を繰り返し、最後は圏央道 相模原愛川ICを降りて国道16号バイパスを走る行程を案内。16号バイパスは渋滞することも多いため、とにかく非効率な移動になりそう。
しかし最新の地図にすることで、圏央道を走り続け、八王子JCTで接続した中央自動車道を経由するルートを提示してくれる。所要時間は10分あまりの短縮に留まるけれど、渋滞はそれほど多くないルートなので移動にかかる時間が読みやすく、事前のご機嫌対策も取りやすい。赤ちゃんの場合、信号で止まるとぐずり、走り続けている限りは眠ってくれる、というのもよくあること。一定の速度で走り続けられるかどうかも、瀬戸家には重要なことなのだ。
スマホでは案内不可能な地下・トンネルの分岐も据え置き型ならOK
藤沢市から東京を横断して、千葉県は市川市まで足を伸ばすこともよくあるという瀬戸家。市川市には保護犬だったワンちゃんが元々お世話になっていた方が住んでおり、今も交流があってときどき訪問しているのだとか。
藤沢から市川へは、首都高速湾岸線を通るルートがメインになる。古い地図では湾岸線を下り、一般道で向かうことになっていたが、2018年に湾岸線 高谷JCT~外環 三郷南IC間が開通し、現在はアクセス性が向上している。更新後の新しい地図でも、目的地に近い市川中央ICまでしっかりルートが刻まれ、効率よく移動できることが分かる。
ただ、圏央道に入った直後の区間は地下トンネルになっているのがやっかいだ。高谷JCTで圏央道に入ったあと、すぐトンネルになってそのまま市川中央ICの出口に向かうことになるが、たとえばスマホのカーナビアプリだと地下に入った瞬間にGPSの電波が届かなくなるので、ルート案内が進まず出口を教えてくれない可能性がある。
スマホのカーナビアプリでは、このようにGPSが届かないシチュエーションで役に立たなかったりするのがネックだ。新しい道路の、特に細かく案内してほしい箇所でナビしてくれないのは致命的とも言える。一方、据え置き型のカーナビは車速センサーやジャイロセンサーなどを使って補助的に自車位置を割り出せるので、地下トンネルでもナビが進み、分岐を最適なタイミングで案内してくれる。このあたりはスマホにはない最新地図にした据え置き型カーナビの利点の1つ。ワンちゃんもきっと大満足だろう。
家族で楽しめる新たなスポットの発見にもつながる地図更新
このほか、親戚が住んでいるという栃木県の佐野市や、仕事で行き来することの多いツインリンクもてぎにも、瀬戸家のある藤沢市からは渋滞の少ない圏央道が便利。なので、圏央道が東北道から先まできっちり開通している今は、そのルートを教えてくれる最新地図のカーナビのメリットは大きい。もちろん事故で渋滞が発生することもあるが、そもそもルート上に渋滞があるかどうかに気付けて、回避ルートを検討できるのも最新地図になっているからこそ。
また、それまでは一般道をひたすら走る修行のようなルートしか案内せず、選択肢に入らなかった埼玉県にある三井アウトレットパーク 入間も、ほとんど圏央道1本で1時間もあれば着くことが明らかに。御殿場プレミアム・アウトレットにするか、三井アウトレットパーク 入間にするかを、その日の渋滞状況に応じて選択できるようになるなど、新しい発見もあったという瀬戸氏。改めて据え置き型カーナビ+最新地図の組み合わせのすごさを実感した、と話していた。