フロントエアロバンパー。フェイスリストをすることでコンセプトである“20年目のマイナーモデルチェンジ”を体現するエアロバンパーとした。コンプリートカーブランドである Modulo X シリーズの開発で培ったノウハウを、このフロントエアロバンパーにも投入。バンパー下面中央部のボックス形状は、張り出したジャッキアップポイントを避けるように強い空気の流れを生み出し、これにより直進性を高める。バンパー下面のサイドには細かいフィンを設けることでホイールハウス内への空気の流れをやさしくし、サスペンションの動きをスムーズにするとともに乗り心地のよさに寄与。バンパーサイドの張り出しはステアリングを30度ほど切った際、タイヤへ直接風が当たることを防ぎ、これによりステアリング操作が軽くなり、より素直な旋回姿勢へ移行してステアリングの切りすぎや揺り戻し防止にもつながるという。S2000にマッチさせ、最新のロー&ワイドを感じさせながらも純正の持つ品格を表現した形状を追求した