1998年デビューのランサーエボリューションVは、当時のWRC新カテゴリー「ワールドラリーカー(WRカー)」に対抗するためワイドトレッド化をはじめ、タイヤやブレンボ製ブレーキのサイズアップにより高い旋回性能と動力性能を手中に収めた。シリーズ初の3ナンバーモデルで、フロントブリスターフェンダーやリアオーバーフェンダーなどが特徴的。WRCではトミー・マキネン選手が3年連続でドライバーズチャンピオンを獲得するとともに、三菱自動車として初めてマニュファクチャラーズチャンピオンに輝いた