2015ジュネーブショー

三菱自動車、PHEV搭載の小型SUV「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」を世界初公開

新しいフロントデザイン「ダイナミックシールド」を採用

2015年3月5日~15日(現地時間)

スイス ジュネーブ

GENEVA PALEXPO

プレスカンファレンスでプレゼンテーションを行った三菱自動車工業の相川哲郎代表取締役兼COO

 ジュネーブモーターのプレスデーで、三菱自動車工業は「MITSUBISHI Concept XR-PHEV II」を世界初公開した。

 MITSUBISHI Concept XR-PHEV IIは、2013年の東京モーターショーでコンセプトモデルとして発表された「Concept XR-PHEV」の第2弾。フロントまわりのデザインは、三菱自動車が新たに提唱する「ダイナミックシールド」を採用しており、このダイナミックシールドでは左右、下の3方向から包み込むデザインでダイナミックさを演出している。

 外装と内装のデザインともに前作よりもかなり洗練度を増し、市販化に向けてのステップを着実に歩んでいる。

MITSUBISHI Concept XR-PHEV IIのボディーサイズは4490×1890×1620mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2670mm。PHEVシステムはMIVECエンジン、新開発のモーターとジェネレーター、新型パワードライブユニットをフロントに搭載したFFタイプで、大容量バッテリーを低重心化に貢献するようフロア下に配置されている
内装デザインは水平基調がベースとなる

真鍋裕行

1980年生まれ。大学在学中から自動車雑誌の編集に携わり、その後チューニングやカスタマイズ誌の編集者になる。2008年にフリーランスのライター・エディターとして独立。現在は、編集者時代に培ったアフターマーケットの情報から各国のモーターショーで得た最新事情まで、幅広くリポートしている。また、雑誌、Webサイトのプロデュースにも力を入れていて、誌面を通してクルマの「走る」「触れる」「イジる」楽しさをユーザーの側面から分かりやすく提供中。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。