ジュネーブショー 2017
【ジュネーブショー 2017】仏ルノー、アルピーヌ「A110」世界初公開。日本には2018年導入
ルノー・日産アライアンスによる新開発の直列4気筒1.8リッターターボとゲトラグ製7速DCTの組み合わせ
2017年3月8日 19:53
- 2017年3月7日(現地時間) 公開
仏ルノーは、ジュネーブモーターショーでアルピーヌブランドの新型モデル「A110」を世界初公開した。
アルピーヌはルノー車ベースの競技車を製作していた会社で、1973年にルノー傘下の企業になるものの、ブランド自体は休止状態となっていた。しかし2012年末にルノーグループからアルピーヌの発売計画が発表され、2016年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルの「アルピーヌ・ヴィジョン」を公開。
今回のA110はアルピーヌ・ヴィジョンのプロダクションモデルとなる2名乗車仕様のスポーツカーで、フランス ディエップにある工場で生産され、2017年末までに欧州で販売を開始。そして2018年にイギリスと日本で販売することが予告されている。
堅牢で軽量なアルミシャシーを採用し、車両重量は1103kg。ボディサイズは4178×1798×1252mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2419mm。エンジンはルノー・日産アライアンスによる新開発の直列4気筒1.8リッターターボを搭載し、ゲトラグ製7速DCTを組み合わせる。ミッドシップレイアウトで後輪を駆動するMRを採用。エンジン最高出力は185kW(252PS)、最大トルクは320Nmで、0-100km/h加速は4.5秒を実現する。
会場で公開されたのは「PREMIERE EDITION」なる1955台の限定モデルで、ボディカラーは「Alpine Blue」「Noir Profond」「Blanc Solaire 」の3色を設定。マットブラックダイヤモンド加工が施された専用の18インチアルミホイールや軽量スポーツマフラーを装備するとともに、インテリアではマットカーボンファイバーのインテリアアクセント、アルミニウムペダル、スポーツシートなどを装着する。