ジュネーブショー 2017

【ジュネーブショー 2017】マクラーレン、怒涛の0-100km/h加速3秒切り! 新型「720S」発表

日本での販売価格は3338万3000円

2017年3月7日(現地時間) 公開

新型「720S」を公開

 英マクラーレン・オートモーティブは、ジュネーブショーで新型「720S」を公開した。同モデルは日本でも3月8日に発表しており、販売価格は3338万3000円から。

 最高出力が720PSであることを車名で示す新型720Sは、カーボンファイバー製シャシーを採用するとともに、アルミニウム合金のボディパネルなどで軽量化を図り、乾燥重量1283kgを実現。

 パワートレーンでは、他のマクラーレンスポーツシリーズに搭載されるV型8気筒3.8リッターエンジンから41%の部品が取り替えられたV型8気筒4.0リッターツインターボ「M840T」エンジンを縦置きにミッドレイアウトし、7速DCTを介して後輪を駆動する。最高出力は537kW(720PS)/7500rpm、最大トルク770Nm/5500rpmで、0-100km/h加速2.9秒、0-200km/h加速7.8秒、最高速341km/hというスペックを誇る。

 ボディサイズは4543×2059×1196mm(全長×全幅×全高。全幅はミラー格納時)、ホイールベース2670mm。エクステリアでの特徴としては、650Sなどで採用されていたボディサイドのラジエターインテークが省かれたことで、その代わりに独自のエアロダイナミクス形状である「ダブルスキン」をディヘドラル・ドアに採用することでラジエターを冷却。

ボディサイズは4543×2059×1196mm(全長×全幅×全高。全幅はミラー格納時)、ホイールベース2670mm。足下はフロント19インチ、リア20インチのアルミホイールにピレリ「P ZERO」(フロント:245/35 ZR19、リア:305/30 ZR20)の組み合わせ。カーボンファイバー製シャシーとともに、エクステリアのさまざまな箇所にカーボンパーツが採用される
リアのウイングは上げ下ろしが可能

 インテリアでは、折りたたみ式のドライバー用ディスプレイとキャビン中央のインフォテイメント・スクリーンを中心に構成され、レザーと機械加工されたアルミニウムがアクセントとして与えられている。

 なお、新型720Sの受注は日本でも始まっており、デリバリーを開始するタイミングは7月を予定。ベースグレードとなるスタンダードに加え、パフォーマンスとラグジュアリーという3種類を設定し、パフォーマンスとラグジュアリーにはさまざまなオプションパックが装備されるとのこと。

レザーと機械加工されたアルミニウムがアクセントとして与えられるインテリア

編集部:小林 隆