ジュネーブショー 2017

【ジュネーブショー 2017】ボルボ、ステアリング・アシスト機能を採用した新型「XC60」発表

4月中旬生産開始予定

ジュネーブショーの会場で公開された新型「XC60」

 ボルボ・カーズは3月7日(現地時間)、SUVモデルの新型「XC60」をジュネーブモーターショーで発表した。新型XC60は、自動ブレーキシステムに加えてステアリング・アシスト機能を採用するなど、今までのボルボ車で最も安全なクルマとした。

新型「XC60」

 新型XC60では、自動ブレーキシステム「シティ・セーフティ」にステアリング・アシスト機能を追加。同システムは50~100km/hの速度域で作動して、自動ブレーキだけでは衝突を回避できない場合に、ステアリングの操作をアシストして前方の障害物を避けるサポートを行なう。また、正面衝突回避支援機能やBLIS(ブラインド・スポット・インフォメーション・システム)にもステアリング・アシストを利用した機能を追加した。

 そのほか、道路の車線を認識して130km/hまでの速度域においてステアリング操作、加減速をサポートする運転支援機能「パイロットアシスト(車線維持支援機能)」を採用している。

 新型XC60のエンジンランアップは、ディーゼルエンジンの「D4」「D5」、ガソリンエンジンの「T5」「T6」、ガソリンエンジンのプラグインハイブリッドの計5種類を用意。

 なお、新型XC60はスウェーデンのトースランダ工場で4月中旬から生産開始予定。

新型では道路の車線を認識し、130km/hまでの速度域においてステアリング操作、加減速をサポートする運転支援機能「パイロットアシスト(車線維持支援機能)」などを採用

編集部:小林 隆

Photo:真鍋裕行