GTC 2016
自動運転、ディープラーニングが最大のテーマか? 「GPU Technology Conference 2016」開幕
4月4日~7日。500以上のセッションで最新技術動向を紹介
(2016/4/5 03:52)
- 2016年4月4日~7日(現地時間) 開催
- San Jose McEnery Convention Center
半導体メーカーのNVIDIAは、4月4日~7日(現地時間、以下同)の4日間に渡り、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ市のSan Jose McEnery Convention Centerにおいて「GPU Technology Conference 2016」(以下、GTC 2016)を開催している。
NVIDIAは近年、「Tegra」シリーズに代表される高性能な車載SoC(System On a Chip)開発。アウティ、メルセデス・ベンツ、BMW、テスラモーターズなど先進的なIVI(In-Vehicle Infotainment)の心臓部として採用が進んでいるほか、その高性能な演算性能を活かしてクルマの自動運転を実現するキーデバイスとして注目が集まっている。
クルマの自動運転には周囲を認識する環境認識能力が必ず必要となるが、その分野で技術開発が進んでいるのがディープラーニング(深層学習)だ。GPU Technology Conferenceは、NVIDIAのグラフィックス製品のさまざまな活用を研究・発表・学習していくためのもので、NVIDIA技術者や、企業および大学などの研究者による500以上のセッションが予定されている。2014年、2015年と年度を経るごとにディープラーニングのセッションが増加。2016年はクルマの自動運転とともに主要なテーマとして位置づけられている。
4月4日は、ベーシックなセッションやポスター発表が行なわれており、イベントの本番は5日に予定されているNVIDIA CEOのジェン・スン・フアン氏の基調講演からスタートする。Car WatchではこのGTC 2016における自動車関連のトピックを順次お届けしていく予定だ