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トヨタ、新型クロスオーバー「C-HR」を欧州地域で9月から事前受注開始
欧州仕様車のインテリアデザイン公開
2016年6月28日 12:51
- 2016年6月28日 発表
トヨタ自動車は6月28日、欧州地域で9月から事前受注を開始する新型クロスオーバー「C-HR」について、イタリア・ミラノのイベント(6月20日~24日に開催)で、欧州仕様車のインテリアデザインを披露したと発表。
C-HRは、トヨタの米国・欧州のデザイン拠点とトヨタ自動車のデザイン部が協力してデザインを開発したモデル。
インテリアデザインは、「センシュアル-テック(Sensual-Tech)」のコンセプトに基づいて、質感、形状、色など細部にこだわり、ハイテクかつ高い機能性をファッショナブルでかつ大人の色気を感じさせるスタイルに仕上げるとともに、運転に集中できるドライバーズ空間を実現したという。
インストルメントパネルからドアトリムまでなめらかに繋がる「ソフトパッド」、ファッション性の高い「オーナメント・ピアノブラックパネル」をレイヤー状に構成し、シームレスで広がりのある空間を表現。タッチスクリーンパネルを独立させながら、ダッシュボードを低く設計することで、見通しのよさを確保。
運転席は、メーターを中心として、ディスプレイオーディオ・操作パネルをドライバー方向に向けコンパクトに配置。運転中の視認や操作の負担を少なくした、運転に集中できるドライバーズ空間を実現。さらにドライバーを囲むような非対称形状のコンソールにより、車両との一体感が感じられるような空間を演出した。
また、インテリア各部にダイヤ形状を取り入れてエクステリアとの調和を図り、シートは生地の組み合わせ、張り方にもこだわり、スレンダーかつホールド性の高いスポーティなデザインに仕上げた。
室内色は3つのグレード毎に、黒を基調とした「リコリスブラウン(濃い茶色)」「アナダイズドブルー(発光をイメージしたブルー)」「ブラック」の3種類を用意。ミステリアスな室内空間と先進性を素材と配色の組み合わせた。
なお、「C-HR」は欧州地域では2016年9月から事前受注を開始し、2016年末から発売。また、順次世界各国や各地域での販売を計画している。