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ユピテル、駐車記録機能を強化したフルHDドラレコ「ZD600」
「駐車中衝撃履歴」「駐車記録キャンセルエリア」などの機能を追加
2016年8月1日 20:30
- 2016年8月上旬 発売
- オープンプライス
ユピテルは、フルHDドライブレコーダーの新製品「ZD600」を8月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、特定の販売店のみで販売する指定店専用モデルとなる。販売店については製品情報のWebサイト内にある販売店一覧を参照していただきたい。
200万画素のカラーCMOSを撮影素子に使うZD600では、フルHDの「1080P HD(1920×1080)」のほか、「1080P(1440×1080)」「720P(1280×720)」「VGA(640×480)」という4種類の解像度で動画を記録でき、日中の強い逆光やトンネルの出入り口付近、夜間走行中の街灯など周囲に明暗差が大きい場合に映像を補正。見やすい映像を記録する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載し、事故などの衝撃で電源供給が断絶しても記録中の映像が破損しないよう記録する「バックアップ機能」、「30秒」「1分」「3分」「常時ON」の4種類で本体背面の液晶ディスプレイの点灯時間を設定できる「自動画面OFF機能」などを採用する。
また、GPSセンサーを搭載しており、映像の記録に合わせて撮影した日時や速度、走行軌跡などもデータに保存。PC用の専用ビューアソフトを使って確認できる。さらに東日本と西日本で異なるLED式の信号機の周波数に対応して、信号機の発光をしっかり記録できるようにしており、ノイズ低減設計によって地デジ放送の受信やカーナビに影響を与えないよう対策している。製品は購入日から3年間の保証期間が設定されている。
このほかに「電圧監視機能付 電源ユニット(OP-VMU01:税別6000円)」、または近日発売予定の「マルチバッテリー(OP-MB4000:税別2万3000円)」+「マルチバッテリー用通信ケーブル(OP-CB5R:税別2000円)」を追加することで、エンジン停止後にも車載バッテリーやマルチバッテリーから電力供給が続き、最大12時間まで撮影を継続できる「駐車記録機能」をオプション機能として搭載。従来から同社ドラレコ製品で採用している監視機能に加え、駐車記録中に衝撃を検知したことを次の車両の電源ON時にビープ音と表示で通知する「駐車中衝撃履歴」、駐車記録について各種設定を指定できる「駐車記録カスタマイズ」、登録した場所から半径50mを駐車記録を行なわないエリアとして最大200件まで登録できる「駐車記録キャンセルエリア」を新たに採用している。