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スバル、「スバル360-K111型」が2016年度 機械遺産に認定

群馬製作所 矢島工場の“スバルビジターセンター”で車両展示

2016年8月8日 発表

スバルビジターセンターに展示されている「スバル360-K111型」
8月7日に開催された認定表彰式の様子

 スバル(富士重工業)は8月8日、同社が保存・展示している「スバル360-K111型」が日本機械学会から2016年度の「機械遺産」に認定されたと発表した。

 スバル360は1958年に発売されたスバル初の量産軽乗用車。当時の軽自動車規格に適合する全長3m以下のボディサイズに大人4人が乗車できる実用性に加え、コンパクトにまとめられた軽快なデザインから「てんとう虫」の愛称を持つ。

 機械遺産は歴史に残る機械技術遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、日本国内に現存する機械技術面で歴史的意義のある遺産を日本機械学会が2007年から認定しているもの。2016年度の認定分を含めて83件が認定されており、東京大学 弥生講堂一条ホール(東京都文京区)で8月7日に開催された「機械の日・機械週間」記念行事で認定表彰式が行なわれた。

 2016年度の機械遺産 第78号に認定されたスバル360-K111型は、富士重工業 群馬製作所矢島工場にある工場見学施設「スバルビジターセンター」に並べられている車両で、歴代スバル車を代表する1台として展示されている。工場見学は事前予約制で、個人でも10人以上から受け付けられている。見学の申し込みや詳細はスバルビジターセンターのWebサイトを参照していただきたい。

富士重工業株式会社 群馬製作所 スバルビジターセンター

所在地:〒373-0822 群馬県太田市庄屋町1-1
TEL:0276-48-3101(問い合わせは開館日カレンダーに準ずる月曜日~金曜日の8時30分~17時受け付け)