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川崎重工、「900 SUPER FOUR」「Ninja H2」を展示などリニューアルした「カワサキワールド」

オープニング企画でインターモト出品の2017年モデル展示

2016年10月14日 リニューアルオープン

入館料:大人600円、小人(小・中学生)250円

休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌日に休館)、年末年始(12月29日~1月3日)

開館時間:10時~17時(最終入場:16時30分)

10月14日にリニューアルオープンした「カワサキワールド」。H2Rなどのヘリテージモデルが数多く展示されている

 川崎重工業は、兵庫県神戸市にある企業ミュージアム「カワサキワールド」(神戸市中央区波止場町2番2号)を10月14日にリニューアルオープンした。

 カワサキワールドは、「見て、触れて、体感しながら『技術のすばらしさ』と『ものづくりの面白さ』を実感していただく」をコンセプトにした企業ミュージアム。2006年に開館して、2015年10月に来館者累計200万人を達成している。

 今回のリニューアルでは、2輪モデルの名車などを展示する「モーターサイクルギャラリー」、約14mの曲面ワイドスクリーンを採用する「カワサキワールドシアター」が登場した。この記事では展示の様子を写真でお伝えする。

モーターサイクルギャラリー

カワサキのブランドコンセプト“RIDEOLOGY”を示す展示
900 SUPER FOUR(Z1)
Ninja H2R
Ninja H2Rのストリップモデル

 カワサキのフィロソフィー「RIDEOLOGY」(“走り=RIDE” “こだわり=IDEOLOGY”)を紹介するコーナーでは、レジェンドモデルとなる「900 SUPER FOUR(Z1)」と「Ninja H2」「Ninja H2R」のストリップモデルを併せて展示。

 ひたすらパフォーマンスを追求してきたカワサキのブランドコンセプト“RIDEOLOGY”を訴求するコーナーとした。

ヘリテージコーナー
KR500(コーク・バリントン車)
Ninja ZX-RR(中野真矢車)
サーキットで活躍したモデルなどが展示されている

 ヘリテージコーナでは、スペースの一部を2段構成にして数々の名車が展示されている。一部のモデルについては市販車とそのレーサーを同時に展示している。

カワサキ 125 B8
125 B8M
AVENGER(A7)
A7RS
H2B
H2R
KZ1000R
KZ1000S
ZXR750
ZXR-7(1993年鈴鹿8時間耐久ロードレース優勝車)
KX450F(ライアン・ビロポート車)
Ninja ZX-10R(ジョナサン・レイ車)
2016年秋の企画展

 特定のテーマに沿った展示を行なうスペースでは、オープニング企画としてドイツ・インターモトに出品されたばかりの2017年モデルが展示された。

体験コーナー
2輪車や4輪車に実際に跨ったり、座ったりして乗車感覚を確かめられるコーナー
MULE PRO-DXT (多用途4輪車)

 2輪車や4輪車に実際に跨ったり、座ったりして乗車感覚を確かめられる体験コーナーが用意される。

ライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」

 ライディングシミュレーター「RidEX(ライデックス)」では、前方の球体画面に映し出されるサーキット風景を見ながら「Ninja ZX-10R」でコースを2周する模擬走行が体感できる。

カワサキワールドシアター

 カワサキワールドシアターは、川崎重工業の陸・海・空にわたる製品を、約14mの曲面ワイドスクリーンで紹介する。

川崎重工業の歴史を知ることができる展示

 そのほか、今回リニューアルされたフロア以外にも川崎重工業の歴史を知ることができる数々の展示が展開されている。

所在地:〒650-0042 神戸市中央区波止場町2番2号
アクセス:市営地下鉄海岸線「みなと元町駅」から徒歩約10分、またはJR・阪神「元町駅」から徒歩約15分