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ルノー、ジーンズ調シートカバーでカジュアルさを表現した限定車「キャプチャー ジーンズ」

限定50台。BD再生可能なパナソニック製SDカーナビを専用装着

2016年10月25日 発表

269万2000円

 ルノー・ジャポンは10月25日、コンパクトクロスオーバー「キャプチャー」の限定車「キャプチャー ジーンズ」を発売。ボディカラー別に「ブルー メディテラネM+イヴォワール」30台、「オランジュ ルシヨンM+イヴォワール」20台の計50台を用意し、価格は269万2000円。

20台限定の「オランジュ ルシヨンM+イヴォワール」のボディカラーを与えられた「キャプチャー ジーンズ」
タイヤサイズは205/55 R17

 キャプチャー インテンス(267万2000円)をベースとして2万円高の価格設定となるこの限定車では、日本国内で専用生産される「ジーンズ調 シートカバー」を採用するほか、ブルーレイディスクの再生も可能なパナソニック製SDカーナビ「CN-RX02D」を専用装着。このほかにも、通常はオプション設定のフロントアームレスト(3万4560円高)を標準装備し、購入者全員に「パフュームディフューザー+パフュームカートリッジ全8種類」がプレゼントされる。

 発売前日の10月24日にルノー・ジャポン正規ディーラー「ルノー世田谷」で実施された事前撮影会の席では、ルノー・ジャポン マーケティング部 商品企画グループ マネージャーの近棟伸邦氏から導入の狙いなどが解説された。

 近棟氏はルノー・ジャポンのラインアップで「カングー」「ルーテシア」に続いて3番目に販売台数を稼いでいるキャプチャーは、購入者の年齢層が比較的高めで、白系の「イヴォワール」のボディカラーが多いなど、日本国内ではエレガントなモデルとしてのイメージを持たれていると紹介。グローバルでは多彩な層から支持されていることから、日本市場でももう少し若い年齢層のユーザーにアピールすることを狙ってこの限定車を用意したと語った。

 このほか、2種類のブルーを組み合わせた専用シートカバーは、ルノー車向けのシートカバーも数多く手がけている国内ブランド「CABANA」に製作を依頼。クルマのシート表皮として適切な難燃性や滑りにくさ、耐久性などをしっかりと確保しながら、柔らかなタッチのスエード調素材を使ってジーンズの雰囲気を再現している。また、実際には染色をインディゴでは行なっていないため、色移りなどの心配もないとのことだ。

キャプチャーの特徴的な装備「ジップシートクロス」に、新品とユーズドの2種類のジーンズのテイストを組み合わせた専用品の「ジーンズ調シートカバー」を採用
ジップシートクロスは側面のファスナーを使ってシートに固定されている。純正仕様のジップシートクロスもプレゼントされるので、2種類のシートデザインを付け替えて楽しめる。ヘッドレストは純正品の上に被せるようにしてベルクロで固定
ルノー・ジャポン株式会社 マーケティング部 商品企画グループ マネージャー 近棟伸邦氏。エレガントなモデルとしてとして認識されているキャプチャーに、アクティブさやカジュアルなテイストを与えたいとの意図でこの限定車が誕生したことなどを解説した
キャプチャー ジーンズのインテリア
SDカーナビ「CN-RX02D」は、キャプチャーのテーマである「Explore(冒険の旅に出る)」を表現する装備とのこと
フロントアームレストの「カラー簡易シートカバー」もジーンズ調シートカバーとコーディネートされている
エアコンの送風を利用して車内に香りを届ける「パフュームディフューザー」と8種類のカートリッジが成約プレゼントとして購入者に贈られる