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BMW、直列6気筒エンジンに6速MTを組み合わせた「M2 クーペ」追加

スロットルブリッピング機能など採用

2016年10月25日 受注開始

768万円

直列6気筒エンジンに6速MTを組み合わせた「M2 クーペ」。(写真は海外仕様。日本仕様は右ハンドル)

 ビー・エム・ダブリューは10月25日、直列6気筒エンジンと2WD(FR)の駆動方式を採用する「M2 クーペ」のモデルラインアップに、6速MT車を追加して注文受付を開始した。価格は768万円。納車は2017年1月からの予定。

 M2 クーペは最高出力272kW(370PS)/6500rpm、最大トルク465Nm(47.4kgm)/1400-5560rpmを発生する直列6気筒DOHC 3.0リッターMツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。トランスミッションは追加された6速MTと7速DCT(770万円)の2種類が設定される。

 今回採用された6速MTは、シフトダウン時に自動的に回転数を上げ、スムーズなシフトチェンジを可能にするスロットルブリッピング機能を採用。また、カーボンファイバー強化樹脂(CFRP)製のフリクションライニングの採用により、軽量化を実現するとともに快適なシフト特性をもたらすとしている。

 なお10月1日より、BMWでは3年間にわたる主要なメインテナンス項目をパッケージとして提供する「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」をBMW全モデルに標準装備としている。