ニュース
トヨタ、新スポーツグレードの設定など「マークX」をマイナーチェンジ
ボディ剛性を強化したほか、フロントまわりを中心にデザインを一新
2016年11月22日 15:11
- 2016年11月22日 発売
- 265万6800円~385万200円
トヨタ自動車は11月22日、「マークX」をマイナーチェンジして発売した。価格は265万6800円~385万200円。
今回のマイナーチェンジでは、「洗練された格好良さと遊び心を両立した大人のスポーティセダン」として、フロントまわりを中心にデザインを一新するとともに、新スポーツグレード「250RDS」「350RDS」を設定している。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
250G“Fパッケージ” | V型6気筒DOHC 2.5リッター | 6速AT | 2WD(FR) | 2,656,800円 |
250G | 2,916,000円 | |||
250G Four“Fパッケージ” | 4WD | 2,901,960円 | ||
250G Four | 3,161,160円 | |||
250S | 2WD(FR) | 3,207,600円 | ||
250S Four | 4WD | 3,452,760円 | ||
250RDS | 2WD(FR) | 3,434,400円 | ||
350RDS | V型6気筒DOHC 3.5リッター | 2WD(FR) | 3,850,200円 |
新型マークXではスポーティセダンとして基本性能を熟成するべく、溶接のスポット打点の追加、構造用接着剤を採用するなどボディ接合剛性を強化。加えてフロントとリアのサスペンションの熟成を図るチューニングを施すことで、操舵時の車両応答性やグリップ感、乗り心地の質感向上を目指した。
また、優れた操縦安定性とショックの少ない快適な乗り心地を両立する「FAD(Frequency Adaptive Damping)ショックアブソーバー」(250RDS、350RDSを除く2WD車に標準装備)や、電子制御でショックアブソーバーの減衰力をコントロールし、フラットな乗り心地と気持ちのよいハンドリングを実現する「AVS(Adaptive Variable Suspension System)」(250RDS、350RDSに標準装備)を採用している。
エクステリアではワイドに低く構えたバンパー&ロアグリルと、見る角度によって表情を変えるというアッパーグリル、シャープなデザインのヘッドライトとの組み合わせによりフロントフェイスをダイナミックに強調。ブラック基調のリアコンビネーションランプにより、フロントとの一体感ある大人のスポーティさを演出。
足下は「250RDS」「350RDS」に標準装備、「250S」「250S Four」にオプションとなるスパッタリング塗装を施した18インチアルミホイールを採用するとともに、「250S」「250S Four」には切削光輝+ダークグレーメタリック塗装を施した16インチアルミホイールを標準装備した。
ボディカラーは新色の「トゥルーブルーマイカメタリック」「プレシャスブラックパール」を含む全6色を設定。洗車などによる小さなすり傷を自己修復するクリア塗装「セルフリストアリングコート」を全カラーに採用している。
インテリアは各グレードに合わせた室内空間を提供。「250G Four“Fパッケージ”」(除く250G“Fパッケージ”)にはディンプル付本革巻き4本スポークステアリングホイールなどを採用したほか、室内スイッチなどの照明をクリアブルーに統一している。
なお、ミリ波レーダーと単眼カメラにより、歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、ブレーキ制御機能付レーダークルーズコントロールなど4つの先進安全機能を組み合わせ、衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートする衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備している。