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BMW Motorrad、航続距離160km、最高速129km/hの電動スクーター「C evolution」
「i3」と同じ「リチウムイオンバッテリーモジュール」採用
2017年3月24日 18:23
- 2017年5月12日 発売
- 148万7500円
ビー・エム・ダブリューは、2輪車ブランドのBMW Motorradで初となる電動スクーター「C evolution(シー・エヴォリューション)」を5月12日に発売する。価格は148万7500円。
“電動プレミアムマキシスクーター”となるC evolutionは、次世代モビリティのためにBMWが展開しているサブブランド「BMW i」が開発し、量産EV(電気自動車)「i3」にも搭載している「バッテリーモニターエレクトロニクス」「リチウムイオンバッテリーモジュール」を導入。リチウムイオンバッテリーの容量は94Ahで、充電はEV充電スタンド、または普通充電用200Vコンセントに対応し、3時間半で80%充電が可能となっている。
また、パワートレーンとして35kW(48PS)/4650rpm、最大トルク72Nm/0-4650rpmを発生する水冷式電気モーターと、歯付きベルトや遊星ギヤを使ってリアアクスルに動力を伝える「ドライブトレインスイングアーム」を組み合わせたエレクトリックドライブを採用。「惰性走行モード」を選択したり、ブレーキング時にインテリジェントなエネルギー回生を行なう制御技術を持つことで、航続距離は最大160km。0-50km/h加速は2.8秒で、電子制御リミッターの作動により最高速は129km/hに設定されている。
シャシーでは耐荷重フレームエレメントの役割も果たすダイキャストアルミニウム製バッテリーハウジングケースを採用し、既存のマキシスクーターと比べて重心を低く設定。快適なハンドリング性能を実現する。