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英ジャガー、希少なオリジナル仕様の「E-TYPE」を完全レストアし、世界初披露

初期モデル10台を、約3933万円から販売予定

2017年4月5日(現地時間) 初公開

ジャガー「E-TYPE REBORN」

 英ジャガーは、4月5日(現地時間)にドイツ エッセンで開幕した世界最大のクラシックカーショー「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」で、「Opalescent Gunmetal Grey Series 1 4.2 Fixed Head Coupe」1965 年モデルを完全レストアした「E-TYPE REBORN」を世界初披露した。

 E-TYPE REBORNはジャガー・クラシックが全ての作業を手がけ、1960年代当時のオリジナル仕様に従ってレストアしたジャガー初の「REBORN」モデル。ジャガー・ヘリテージ・トラストに保管されている製造記録や図面を用い、車両の品質、耐久性、コレクション性を高めるため、ジャガー・クラシック・パーツのみを使用。スポット溶接の方法までも忠実に再現した。

 ジャガー・クラシックがレストアしたE-TYPE REBORNの価格は28万5000ポンド(約3933万円:1ポンド=138円換算)からで、初期モデル10台を英国にあるジャガー・ランドローバー・クラシック本部から直接販売予定。仕様によって価格は異なり、冷却装置(「Lightweight E-TYPE」のパーツを使用)やSeries 2 フロントブレーキ・キャリパーといった、E-TYPE後期に設定されていた装備を装着するなど、オプション価格でアップグレードを行なうこともできる。

リアビュー
エンジンルームから室内まできれいにレストアされている