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【もてぎJoy耐 2017】Car Watch FITはレース中盤でアクシデント発生、クラス10位、総合25位で完走

2017年7月1日 公式予選

2017年7月2日 決勝・7時間耐久レース

チェッカーを受けるCar Watch FIT

 2017 もてぎEnjoy耐久レース“Joy耐”は7時間の耐久レースが17時にチェッカーが振られ終了した。すでに速報しているとおり初参戦のCar Watch FITは25位で無事完走した。心配された天候も、レースの熱気からか、ときおり太陽が顔を見せるほどで、レース終了までツインリンクもてぎには一滴も雨は降らなかった。

 レースのスタートから中盤まではこちら。レースは中盤はCドライバーの松田秀士氏は1時間15分ほど走行、最高7位まで順位を上げてピットイン。

ドライバーは編集部・小林に交代
アクシデントのあと、編集部小林が安定した走行を見せ、順位を取り戻した

 ドライバーは編集部小林に交代したが、ここでアクシデントが起きてしまう。タイム計測に使うトランスポンダーの交換を誤り、前ドライバーのトランスポンダーを載せたまま走行。2つのトランスポンダーを載せてしまったため、再度ピットインしなければならない事態が発生した。

 編集部小林はアクシデント後、30位まで順位が落ちたものの、それを取り返すかのように安定した走行を見せ、走行の後半では順位を12位まで戻す走りを見せた。

給油所へ向かうCar Watch FIT
給油もレースの一部で、ルールに沿って給油を実施
再びドライバーBの斎藤聡氏に交代
タイヤ交換
空気圧も確認する
最低滞在時間内にメカニックに要望を伝える
最低滞在時間を過ぎたらすぐに出発

 5番目のドライバーは再びドライバーBの斎藤聡氏。レースは終盤に差し掛かり、給油もほぼ終えた状態のため、急激な順位アップは望めない状況ながらも、30位から28位に上げて最終ドライバーに交代した。

最後の交代を待つ最終ドライバー、西村直人氏
交代が迫る

 最終ドライバーはスタートを担当したドライバーAの西村直人氏で、ラストスパートを担当。給油のない交代のため、28位のままコースに復帰、わずか7周だったが、3つポジションをアップして25位でチェッカーを受けた。

まもなくスタートから7時間
チェッカーを受け、グリッドで車両保管となる

 Car Watch FITの順位は総合25位、FIT 1.5クラスで10位(どちらも暫定)。周回数は148週でトータルタイムは7時間2分42秒720で、総合トップからは6週遅れ、ベストタイムは序盤に西村直人氏のドライブで出した2分28秒509だった。レース中の最高順位は3位。

順位が表示
各車、車両保管となる
走行を終えたCar Watch FIT
レース終了後、Car Watchの生中継のインタビューに答える最終ドライバーの西村直人氏

 なお、総合1位は「Class 8」に参戦のホンダ S2000の「FSNSポテンザSPMWMFK」で、ポールポジションからの優勝となった。周回数は154周で、2位とのタイム差は28秒625。レース中盤からゴールまでの展開などのレポートは追って掲載する。

総合1位でチェッカーを受けたホンダ S2000の「FSNSポテンザSPMWMFK」

 Car Watchチームは残念ながら表彰対象とはならなかったが、Joy耐はさまざまな賞があることでも楽しめるレースだ。総合や各クラス表彰のほかに、最年長や最年少、ベストデザイン賞やメディア対抗賞など。特に今回の最年少賞受賞者は18歳の現役高校生で、つい先日免許をとったばかりという。

表彰式。ポール・トゥ・ウインで総合1位となったホンダ S2000の「FSNSポテンザSPMWMFK」はポールポジション賞と茂木町賞も同時受賞

 なお、レースの模様は「Car Watch ニコニコチャンネル」と「Car Watch Channel」で5台のカメラで撮影した車載映像を中心とした内容の録画を見ることができる。あわせてご覧いただきたい。