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データシステム、AV出力でカーナビ画面でもリアルタイム確認可能な3M(メガ)ドラレコ「DVR3000」
ウルトラワイド(2560×1080)解像度やフルHD+HDRなどにも対応
2017年9月19日 14:31
- 2017年9月20日 発売
- 1万9800円(税別)
データシステムは、フルHD(1920×1080)を上まわる3M(2304×1296)解像度に対応した新型ドライブレコーダー「DVR3000」を9月20日に発売する。価格は1万9800円(税別)。
DVR3000では約350万画素の1/3型CMOSセンサーを搭載し、録画した映像内のナンバープレートなどが確認しやすい「3メガ」(2304×1296 27.5FPS)に加え、シネマスクリーンライクの「ウルトラワイド」(2560×1080 27.5FPS)、夜間走行やトンネルの出入り口といった明暗差の大きい状況下でも見やすい記録を残せる「フルハイビジョン+HDR(1920×1080 30FPS)」、長時間の記録に対応する「フルハイビジョン」(1920×1080 27.5FPS)や「ハイビジョン」(1280×720 27.5FPS)といった5種類の記録解像度を設定。このうち、フルハイビジョン+HDR以外の記録解像度では、フレームレートに27.5FPSを採用し、西日本にあるLED信号機の点灯内容も確実に記録できるようにしている。
レンズには対角140度(水平125度、垂直60度)の広角6層ガラスレンズを採用し、広角ながらも歪みを抑えたクリアな映像を撮影できるようにしており、万が一のトラブルの瞬間からドライブ中の風景などを鮮明な高精細映像で記録できる。また、ガラスレンズは樹脂レンズより透明性が高く、劣化による白濁などの症状が発生しにくいこともメリットとして挙げている。
録画は車両の電源ON/OFFに連動して記録を行ない、記録用のmicroSDカード(製品には16GBのmicroSDが付属。最大64GBまで対応)の容量がいっぱいになると古いデータから上書きして録画を続ける「常時録画」に加え、上書きから保護するイベント記録フォルダーにデータを保存する機能として、本体内蔵のGセンサーで強い衝撃(感度は3段階で選択可能)を検知したときにデータを保存する「イベント録画」、本体の録画ボタンを押して手動保存する「マニュアル録画」を用意する。
また、製品にはGPSモジュールが付属しており、録画したデータに位置情報や車速情報、日時などを記録可能。データシステムのWebサイトで配布している専用ビューワーソフトを使ってPCでの確認ができる。
本体には3.0インチのワイドモニターを備えるほか、HDMIと3.5mmミニジャックの出力端子を搭載。本体のモニターに加え、カーナビや車載モニター、スマートフォンやタブレットなどで録画しているリアルタイムの映像や記録データを見ることができる。さらに本体には事故などが発生して車両からの電力供給がストップしたあとも記録を継続できる「エマージェンシーバッテリー」を内蔵している。
DVR3000の主な仕様
12V車/24V車兼用
サイズ:99×29×50mm(幅×奥行き×高さ。レンズ部を含む)
重量:70g(本体のみ)
レンズ画角:対角140度(水平125度、垂直60度)
動作温度:-10℃~60℃