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ケンウッド、新型“彩速ナビ”連携でフロント&リアのダブル録画可能なドラレコ「DRV-N530」「DRV-R530」

後方映像をリアルタイム表示する「バーチャルルームミラー」も採用

2017年10月中旬 発売

オープンプライス

DRV-N530

 ケンウッド(JVCケンウッド)は、10月中旬に発売するAVナビ“彩速ナビ”シリーズの新製品「MDV-M805L」「MDV-M705W」「MDV-M705」と連携可能な新型ドライブレコーダー「DRV-N530」「DRV-R530」を、10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はDRV-N530が2万2000円前後(税別)、DRV-R530が2万7000円前後(税別)。

DRV-R530

 新たに製品ラインアップに登場したDRV-R530は、車両後方の状況を撮影するリア用のドラレコ。フロント用となるDRV-N530と同時接続(DRV-R530単体での使用は不可)することで、車両前後の状況をダブル録画し、シンクロ再生も可能にする。また、DRV-R530はナビ画面に後方映像をリアルタイム表示して、多人数乗車時や多くの荷物を積載しているときやリアウィンドウが小さいクルマなどルームミラーでの後方確認が難しいときに視界確保を助ける「バーチャルルームミラー」機能を搭載。さらにリアビューカメラの代用、リアビューカメラのサブカメラなどに利用する「サブリアカメラ」機能などに対応する。

 ドラレコとしての機能性では、従来モデルとなる「DRV-N520」と同じく暗所に強いF値2.0で水平角約117度/垂直約63度の広角レンズを採用し、高画質CMOSセンサーの採用でフルHD(1920×1080)を超える3M(2304×1296)解像度での録画に対応。トンネルの出入り口や夜間走行時などの明暗差が大きいシーンの撮影でも白とびや黒つぶれを抑制するHDR(ハイダイナミックレンジ)機能を搭載する。

 さらにドライブをサポートする「運転支援機能」として、自車と前走車との距離を検出して安全な距離が保たれていない場合に音で警告する「前方衝突警告」、60km/h以上で走行中に車線からはみ出すと警告音で注意を促す「車線逸脱警告」、停車中に前方車両が発進しても自車が発進しないときに警告音で知らせる「発進遅れ警告」という3つの機能を用意している。

 録画モードは4種類を用意し、走行中に車両周辺の状況を録画する「常時録画」「手動録画」「イベント記録」に加え、駐車中にGセンサーが衝撃を検知すると自動的に録画を開始する「駐車監視録画」を採用。駐車監視録画ではDRV-N530とDRV-R530を同時装着している場合、それぞれのGセンサーが個別に機能して単独で自動録画を行なう。

ハード仕様DRV-N530DRV-R530
電源電圧DC14.4V(8.5~16V)
消費電流(最大)200mA(400mV)
GPSカーナビゲーションのGPS情報を取得
Gセンサー‐4.0G~4.0G(0.1G単位)
最大記録画角(約)水平 117度、垂直 63度、対角 128度
撮像素子1/3型 約400万画素CMOS
F値F2.0
動作温度範囲‐10℃~60℃
地デジノイズ対策
撮影関連仕様DRV-N530DRV-R530
記録解像度2304×1296(動画最大約298万画素)
フレームレート27FPS
記録モード常時録画/手動録画/イベント記録/駐車監視録画
常時録画(撮影設定時間)1/2/3分
手動録画(撮影設定時間)前:12秒、後:15/30/60秒
イベント記録(撮影設定時間)前:12秒、後:15/30/60秒
静止画記録
自動静止画撮影間隔(時間間隔)時間間隔:1/5/15/30分
自動静止画撮影間隔(継続回数)継続回数:10/30/50回
駐車監視録画(起動時撮影時間)10/20/30秒
衝撃/動体検知○/-
音声記録○(ON/OFF可)
動画フォーマットMOV(映像:H264、音声:リニアPCM)
静止画フォーマットJPEG準拠(最大2304×1296)
画像補正HDR
記録映像再生方法対応カーナビ、専用ビューワーソフト、Windows Media Playerなど
記録メディアmicroSDHCカード(Class10推奨。8GB~32GB)
寸法等DRV-N530DRV-R530
外形寸法79×48×22mm(幅×奥行き×高さ)79×48×22mm(幅×奥行き×高さ)
外形寸法(ブラケット装着時)79×48×66mm(幅×奥行き×高さ)79×48×51mm(幅×奥行き×高さ)
重量(ブラケット/ケーブル含まず)77g75g