マツダ、東京モーターショーで中型セダンのコンセプトモデル「雄(TAKERI)」公開
フルスカイアクティブの新型SUV「CX-5」も展示

中型セダンのコンセプトモデル「雄(TAKERI)」

第42回東京モーターショー:2011年12月3日~11日



 マツダは、第42回東京モーターショー(会期:12月3日~11日)で新世代中型セダンのコンセプトモデル「マツダ 雄(TAKERI)」をワールドプレミアするとともに、SKYACTIV(スカイアクティブ)技術を全面採用した新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」をジャパンプレミアする。

 「雄」は、同社の新デザインテーマ「魂動(こどう)」をベースに、力強さと艶やかなスタイリングの両立を目指したモデル。

 新世代のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」、アイドリングストップ機構のほか、減速時に放出されるエネルギーを回生してキャパシターに蓄電し、電装品等の電力として使用できる減速エネルギー回生システムを搭載し、優れた燃費性能を実現すると言う。

雄(TAKERI)

 また、今年のフランクフルトモーターショーで初公開したクロスオーバーSUV「CX-5」も公開。同社のSUVモデルとして大型の「CX-9」、中型の「CX-7」に続く第3のSUVで、もっともコンパクトなモデル。今回展示されるのは、国内仕様となる。

 「雄」と同様に「魂動」をデザインテーマとし、エンジン、トランスミッション、ボディー、シャシーのすべてにスカイアクティブ技術を採用する。エンジンは市販車として初採用となる「SKYACTIV-D」と、ガソリンエンジンの「SKYACTIV-G」の2モデルをラインアップ。これに新世代オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」やアイドリングストップ機構を組み合わせ、JC08モード燃費はディーゼル車で18.6km/L、ガソリン車で16.0km/Lを実現している。

 CX-5は来春発売予定。

CX-5


CX-5(ガソリン)CX-5(ディーゼル)
全長×全幅×全高[mm]4540×1840×1705
ホイールベース[mm]2700
エンジンSKYACTIV-G 2.0SKYACTIV-D 2.2
排気量[cc]19972184
最高出力[kW/rpm]114/6000129/4500
最大トルク[Nm/rpm]196/4000420/2000
重量[kg]14401510
10・15モード燃費[km/L]17.620
JC08モード燃費[km/L]1618.6
ステアリング電動パワーステアリング
前サスペンションマクファーションストラット
後サスペンションマルチリンク
前ブレーキベンチレーテッドディスク
後ブレーキディスク
タイヤ225/65 R17

(編集部:小林 隆)
2011年 10月 25日