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スズキ、上質感と力強さを兼ね備えた新型車「スペーシアカスタム」
後席右側ワンアクションパワースライドドアはスペーシアにも追加
(2013/6/13 00:00)
スズキは、3月にリリースした新型軽ハイトワゴン「スペーシア」の派生モデル「スペーシアカスタム」を6月12日に発売した。価格は141万2250円~174万5100円。スペーシアと同じくターボ1グレード、NA2グレードで、それぞれに2WD(FF)と4WDを設定する。また、ターボ車を含む全グレードがエコカー減税の免税(100%減税)に適合する点もスペーシアと同様。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
GS | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,412,250円 |
4WD | 1,529,850円 | |||
XS | 2WD(FF) | 1,501,500円 | ||
4WD | 1,619,100円 | |||
TS | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD(FF) | 1,627,500円 | |
4WD | 1,745,100円 |
2月に行われたスペーシア発表の段階で登場が予告されていたスペーシアカスタムは、スペーシアをベースに内外装を大幅に変更。親しみやすさを強調したスペーシアに対し、エッジを効かせたシャープなデザインとLEDイルミネーションなどを使う演出によって「上質感と力強さを兼ね備えたもうひとつのスペーシア」と位置づけている。また、スペーシアの前身であるパレットに設定されていたパレットSWと同じポジションでもある。
ボディーカラーには、強さと輝きをもつ鋼をイメージした「スチールシルバーメタリック」、都会の熱帯夜を駆け抜けるイメージの「クールカーキパールメタリック」という新色2種類を追加。パステル調の色遣いが中心になるスペーシアとは方向性を変えた、クール系の7色をラインアップする。
このほかにエクステリアでは、鋭角さとワイド感をアピールするエアロ形状の前後バンパーとサイドアンダースポイラー、新デザインのアルミホイール(NAは14インチ、ターボは15インチ)に加え、LEDイルミネーション内蔵のフロントスケルトングリル、ディスチャージ式ヘッドランプの外周にそって配するLEDポジションランプ、ドアミラーに内蔵されたLEDサイドターンランプなど、光の演出で存在感をアピールしている。
内装色もスペーシアの使うアイボリー系からブラックに変更。オーディオガーニッシュとドアアームレストにはピアノブラック調塗装を施し、3連スピードメーター、エアコンルーバーリング、インサイドドアハンドルはシルバー加飾を使って高品位な印象を演出する。これに加え、XS、TSは本革巻ステアリングホイールを採用して上質感を追求している。