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メルセデス・ベンツ、新型4ドアクーペ「CLAクラス」

「CLA 180」「CLA 250」「CLA 250 4MATIC」「CLA 45 AMG 4MATIC」の4モデル

CLA 45 AMG 4MATIC(写真は本国仕様)
2013年7月24日発売

335万円〜710万円

 メルセデス・ベンツ日本は7月24日、新型4ドアクーペ「CLAクラス」を発売した。「CLA 180」「CLA 250」「CLA 250 4MATIC」「CLA 45 AMG 4MATIC」の4モデルをラインアップし、価格は335万円〜710万円。

 なお、CLAクラスの発売を記念して、専用のエクステリア&インテリアを採用した「CLA 250 Edition 1」を同日発売。ボディーカラーはポーラーシルバー、コスモスブラックの2色を設定し、前者は200台、後者は100台限定で用意される。価格はいずれも510万円。

モデル エンジン ステアリング位置 価格
CLA 180 直列4気筒 1.6リッター直噴ターボ 3,350,000円
CLA 250 直列4気筒 2.0リッター直噴ターボ 4,590,000円
CLA 250 4MATIC 4,840,000円
CLA 45 AMG 4MATIC 7,100,000円
CLA 45 AMG 4MATIC

Cd値は世界最高水準の0.23

 2004年に登場した「CLSクラス」に続く、4ドアクーペカテゴリーに属するブランニューモデル。

 エクステリアでは、フロントまわりに1本ルーバーを備えるダイヤモンドグリルと大開口のエアインテークを備えたバンパー、LEDを多用したバイキセノンヘッドライトなどを装備。4ドアクーペらしく、サイドではAピラーからトランクリッドまで繋がるアーチ状のルーフライン、高いショルダーライン、小さなグラスエリアとフレームレスドアを採用するとともに、リアウインドーやトランクリッドは大きく湾曲するデザインとした。Cd値は0.23と量産車として世界最高水準を誇る。

 インテリアはSLS AMGの流れを汲む丸型のエアアウトレット、本革巻きステアリング、チューブデザインのメーターパネルなどによりスポーティさを強調するほか、通気性と吸湿性に優れたヘッドレスト一体型スポーツシート(全席採用)は、長距離移動の際に疲れにくい仕様とした。また、後席は2:1の分割可倒式シートを標準装備する。

CLA 180

CLA 180、CLA 250/CLA 250 4MATICのパワートレーン

 CLA 180は122PS/200Nmの直列4気筒1.6リッター直噴ターボエンジン、CLA 250とCLA 250 4MATICは211PS/350Nmの直列4気筒2.0リッター直噴ターボエンジンを搭載。

 トランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」で、ステアリングコラムのセレクターレバーでシフトポジションの切り替えができる「DIRECT SELECT」とパドルシフトを全モデルに採用。

 CLA 250 4MATICに採用する「4MATIC」は、新開発の可変トルク配分型フルタイム4輪駆動システム。電動油圧制御式のマルチディスククラッチによって、前後トルク配分を100:0〜50:50の間で連続的に変化させ、常に最適な操縦性と走行安定性を確保することができると言う。

 また、7G-DCTのシフトプログラムに連動してトルク配分特性をコントロールさせることが可能で、「E(エコ)」モード選択時は後輪へのトルク配分を減らし、エンジン回転数を抑えたエコドライビングに適した走行特性となる。「S(スポーツ)」「M(マニュアル)」モードでは後輪へのトルク配分を増加させ、トラクションを高めるとともに俊敏でダイナミックな走行特性を実現するとしている。

 いずれも第3世代の直噴システム「BlueDIRECTテクノロジー」やアイドリングストップ機能を備え、エコカー減税でCLA 180は免税(100%減税)、CLA 250は75%減税の対象になる見込み。

 そのほか、CLA 45 AMG 4MATICを含む全モデルに、レーダー型衝突警告システム「CPA」や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す「アテンションアシスト」を標準装備。

 さらにCPAの警告にドライバーが反応せず、衝突が避けられない場合に自動緊急ブレーキを作動させる「CPAプラス」、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」などを含んだ安全運転支援システム「セーフティパッケージ」を、オプションで設定(CLA 45 AMG 4MATICは標準装備)する。

CLA 250

CLA 45 AMG 4MATIC

CLA 45 AMG 4MATICのインテリア

 CLA 45 AMG 4MATICのエクステリアは、AMG専用フロントグリルやフロントバンパー、マットチタニウムグレーのインサートをあしらった専用サイドスカートとともに、フロントフェンダーには“TURBO AMG”エンブレムを装着。AMGパフォーマンスエグゾーストシステムのデュアルツインクロームエグゾーストエンドを装備するほか、18インチAMG 5ツインスポークアルミホイールを採用する。

 インテリアでは、レッドのコントラストステッチを施した本革シートをはじめ、レザーARTICOダッシュボードやdesignoレッドシートベルトなど、随所に赤いアクセントをちりばめてスポーティ色を一層強めた。

 パワートレーンは、新開発の直列4気筒 2.0リッター直噴エンジンに、ターボのレスポンスと回転効率を上げ、全回転域で十分なトルクを発生させることが可能なツインスクロールターボを組み合わせ、最高出力265kW(360PS)、最大トルク450Nmを発生。0-100km/h加速は4.6秒。他のAMGモデル同様、1人のマイスターが1基のエンジンを手作業で組み上げている。

 こうした強大なパワーを路面に伝えるべく、駆動システムには新開発の4輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載。重量配分を最適化するため、電子制御の油圧多板クラッチはリアアクスルに内蔵する。前後トルク配分は無段階可変式となっており、通常は前輪駆動で走行するが、フロントアクスルの空転を検知すると車速、加速度、舵角、車輪の回転差、ギアポジション、アクセル開度に応じて最大で50%までエンジントルクを後輪に配分する。

 また、自動ブリッピング機能とレーススタート機能を備えた「AMGスピードシフトDCT」、AMG専用のスプリング、ショックアブソーバー、スタビライザーからなる「AMGスポーツサスペンション」、強力な制動力と高い耐フェード性を両立した「AMG強化ブレーキシステム」などを装備する。

 なお、CLA 45 AMG 4MATIC専用オプションとして、「AMGアドバンストパッケージ」を設定。よりハードなスプリングとダンパーを備えたAMGパフォーマンスサスペンション、コーナリング時に優れたラテラルサポートを実現するAMGパフォーマンスシート、本革とアルカンターラで仕上げたAMGパフォーマンスステアリング等がパッケージになっている。

 さらにフロントスポイラーリップ、サイドスカート、リアディフューザー、ドアミラー、インテリアトリムをカーボンファイバー素材で仕上げた「AMGカーボンパッケージ」も用意される。

CLA 45 AMG 4MATIC

(編集部:小林 隆)