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ホンダ、グローバルコンパクトセダン「City(シティ)」をインドでワールドプレミア

インド市場向けは4気筒1.5リッターディーゼルとガソリンエンジンを搭載

新型「City」
2013年11月25日(現地時間)発表

 本田技研工業の現地法人であるホンダカーズインディア・リミテッドは11月25日(現地時間)、インドの首都ニューデリー市内において、グローバルコンパクトシリーズのセダンモデルとして開発した新型「City(シティ)」を世界初公開した。

 シティは、4ドアセダンのグローバルモデルとして1996年に初代モデルをタイで発売。現在は55カ国で販売している。インドではホンダカーズインディア・リミテッドが生産を行っており、新型シティは2014年1月の発売を予定する。

 その新型シティのエクステリアは、クーペモデルの優雅さとワンモーションデザインを融合させたスポーティなデザインを特徴とするとともに、ホンダの掲げる「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」というマン・マキシマム・メカ・ミニマム思想に基づき作られたインテリアは、歴代シティの中でもっとも広い室内空間を備えているという。

 搭載エンジンは、低燃費と高出力を両立させた4気筒1.5リッターi-DTECディーゼルエンジンと、4気筒1.5リッターSOHC i-VTECガソリンエンジンの2モデルを設定する。

 今回の新型シティの発表に伴い、ホンダカーズインディア・リミテッドの金山裕則社長は「シティは発売以来、インドのセダンセグメントにおいて、お客様より絶大なる支持をいただき、ホンダを代表するモデルのひとつとなっています。そのため、今回の新型モデルは世界の他の都市に先駆け、インドで発表しました。歴代のシティで初となるディーゼルエンジンの搭載により、お客様の期待は非常に大きく、これまで以上に多くのお客様との絆を結んでいけると確信しています」とコメントを発表している。

(編集部:小林 隆)