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ホンダ、13万4584台を対象に運転席エアバッグインフレーターの交換を実施

2004年式~2013年式エリシオンなど6モデルが対象。12月下旬から順次実施

2014年12月下旬から順次実施

 本田技研工業は12月9日、同社の運転席エアバッグを装着する6モデル、計13万4584台を対象に全数回収調査を実施すると発表した。対象は2004年式~2013年式のエリシオン(11万7758台)、2002年式~2003年式のインスパイア、またはセイバー(9002台)、2002年式~2004年式のラグレイト(3207台)、2003年式~2005年式のエレメント(3127台)、2003年式~2005年式のMDX(1490台)の6モデル。

 この発表は、12月8日(現地時間)に発表されたアメリカン・ホンダモーターにおける全米規模でのSIC(セーフティ インプルーブメント キャンペーン)に関連して実施されるもの。日本では同様の不具合の発生は確認されていないが、原因究明とユーザーの安心を最優先し、対象となる運転者席側エアバッグを搭載する車両について、日本でも自主的に全数回収調査を行うことになった。

 アメリカン・ホンダモーターの発表については関連記事(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20141209_679454.html)を参照されたい。

 対象モデルのユーザーには、交換部品の準備ができ次第、沖縄地域のユーザーから通知を開始。12月下旬から順次拡大を予定し、ダイレクトメールなどでアナウンスするとしている。

対象モデルの概要、および対象台数

対象モデル 台数
2002年式~2003年式 インスパイア、またはセイバー 9002台
2002年式~2004年式 ラグレイト 3207台
2003年式~2005年式 エレメント 3127台
2003年式~2005年式 MDX 1490台
2004年式~2013年式 エリシオン 11万7758台
計 13万4584台

(編集部:佐久間 秀)