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シャープ、低消費電力・静音性向上など効率改善を図った「車載用プラズマクラスターイオン発生機 カップホルダータイプ」

カーエアコン取付タイプも改良、フィルター搭載タイプも

2016年1月22日 発売

「車載用プラズマクラスターイオン発生機 カップホルダータイプ」(IG-HC15-B/R/W、ブラック系/レッド系/ホワイト系)

 シャープは、「車載用プラズマクラスターイオン発生機 カップホルダータイプ」(IG-HC15-B/R/W、ブラック系/レッド系/ホワイト系)、「車載用プラズマクラスターイオン発生機 カーエアコン取付タイプ」(IG-HC1-P/T/D、ピンク系/ブラウン系/オレンジ系)、「車載用プラズマクラスターイオン発生機 フィルター搭載タイプ」(IG-HCF15-B、ブラック系)を1月22日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は、カップホルダータイプとカーエアコン取付タイプが1万3000円前後(税別)、フィルター搭載タイプが2万5000円前後(税別)。

「車載用プラズマクラスターイオン発生機 カーエアコン取付タイプ」(IG-HC1-P/T/D、ピンク系/ブラウン系/オレンジ系)
「車載用プラズマクラスターイオン発生機 フィルター搭載タイプ」(IG-HCF15-B、ブラック系)

 いずれもシャープのオンラインストア「いい暮らしストア」で、1月7日23時59分まで先行モニター販売が行なわれている。

 3機種とも従来モデル同様のラインアップとなるが、カップホルダータイプでは大きく筐体内部を変更。静音化、効率改善など大幅に刷新されている。また、カーエアコン取付タイプについては、本体色のバリエーションを変更し、取り付けクリップをより使いやすいものに変更している。

製品名型名製品サイズ重量
カップホルダータイプIG-HC15上部直径74mm×下部直径65mm×高さ162mm約260g(付属品除く)
カーエアコン取付タイプIG-HC144×20×76mm(幅×奥行き×高さ)約42g(付属品除く)
フィルター搭載タイプIG-HCF15184×77×243mm(幅×奥行き×高さ)約1.1kg

 カップホルダータイプのIG-HC15の内部構造は、従来はフラットだった天面を斜めの傾斜デザインとすることで吹き出し時の効率を改善。花粉キャッチフィルターの付いた吸い込み口や本体内部のファンの形状を変更することで、空気の吸入効率も改善している。また、内部のプラズマクラスター発生機は従来同様「高濃度プラズマクラスター25000」を搭載するが、発生部分の形状をピンタイプからブラシタイプにするなどの変更が行なわれている。

 これらにより、低消費電力化と静音化を頻繁に利用する標準運転と弱運転で両立。標準運転では1.9W/29dBが0.6W/23dBに、弱運転では1.2W/23dBが0.5W/19dBに低下している。標準運転に比べ消臭スピード2倍のターボ運転においても、3.8W/36dBが1.5W/36dBと半分以下の消費電力となっており、省電力化が図られた。

左が従来機種のIG-GC15、右が新機種のIG-HC15。本体下部に配置されたシロッコファンからの送風路が大きく異なっているのが分かる。シロッコファンの形状変更、低消費電力化(5V駆動可能化)により、低消費電力と静音化を両立した
従来機種の送風路
新機種IG-HC15の送風路
従来機種のプラズマクラスターイオン発生部
新機種のプラズマクラスターイオン発生部。形状が異なるのが分かる
新機種の下部に装備された花粉キャッチフィルター
電力はUSBケーブルにより供給されている。内部的にもコネクタで接続
製品に同梱される5V/1.0AのUSBカーアダプター。12V車用となる

 このためUSB電源での駆動が可能となり、本体に5V/1.0AのUSBカーアダプターを同梱。USBケーブル経由での電力供給となっている。

本体色やパッケージが変更されたカーエアコン取付タイプIG-HC1
従来機種の取り付けクリップ(左)と、新機種の取り付けクリップ(右)。新機種では挟むことが可能になり、ノートパソコンなどへの取り付けも容易になった

(編集部:谷川 潔)