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メルセデス・ベンツ、新型「Eクラス」にクーペ/カブリオレを追加
699万円の「E250 カブリオレ」を新設定
(2013/8/5 16:17)
メルセデス・ベンツ日本は8月5日、5月に発売した新型「Eクラス」に、これまでのセダン/ステーションワゴンに加えてクーペ/カブリオレを追加した。価格はクーペが669万円~1145万円、カブリオレが699万円~923万円。
モデル | エンジン | ステアリング位置 | 価格 | エコカー減税 |
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E250 クーペ | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 右 | 6,690,000円 | 50%軽減 |
E350 クーペ | V型6気筒DOHC 3.5リッター直噴 | 左/右 | 8,750,000円 | - |
E550 クーペ | V型8気筒DOHC 4.7リッター直噴ツインターボ | 左 | 11,450,000円 | - |
E250 カブリオレ | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 右 | 6,990,000円 | 50%軽減 |
E350 カブリオレ | V型6気筒DOHC 3.5リッター直噴 | 左 | 9,230,000円 | - |
セダン/ステーションワゴンと同様に2000カ所以上の変更を行い「劇的な進化を遂げた」という新型Eクラスのクーペ/カブリオレは、外観デザインでは新世代のメルセデス・デザインで構成されたセダン/ステーションワゴンの基本スタイルを受け継ぎつつ、フロントグリルをシングルルーバータイプに変更し、内部の2灯式を強調するヘッドライト形状、大型エアインテークを備えるフロントバンパーなどによって差別化を実施。また、LEDハイパフォーマンスヘッドライトは全車標準装備となる。
装備面ではセダン/ステーションワゴンのE250でパッケージオプションとなるレーダーセーフティパッケージを全車標準装備。さらにリアバンパーに設置された「マルチモードミリ波レーダー」で後続車の状況をモニターし、危険を検知した場合はリアコンビネーションランプを点滅させて後続車のドライバーに危険を警告。停車時はブレーキ圧を高めて自車をロックし、2次被害を軽減する「リアCPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)」を新しく追加している。
また、カブリオレでは遮音性の高い「アコースティックソフトトップ」を装備し、クローズ状態での静粛性を向上。E350ではフロントウインドー上部のウインドディフレクターとドラフトストップで構成する「エアキャップ」を展開することで、車両前方からの空気を上方に跳ね上げ、後方からの風の巻き込みを低減し、快適なオープンエアドライブを実現する。ウインドディフレクターには新たに15km/h以下になると自動格納する機能を与え、シティユースでの優雅さを高めている。カブリオレの大きな外観的特徴となるソフトトップは、ブラック、レッド、ブラック、ブラウンの4色を設定。
このほか、新グレードとなる「E250 カブリオレ」を設定し、右ハンドルで699万円という価格設定によってこれまで以上に幅広いユーザー獲得を目指している。さらに、総合保証プログラムの「メルセデス・ケア」に「新車6カ月点検」を追加。有償の保証延長プログラムも適用範囲を拡大するなど、サポート体制を強化している。