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トヨタ、内外装や装備を変更した新型「ランドクルーザープラド」

マルチテレインセレクトの走行モードを増やして走破性アップ

縦長になったヘッドランプ、バンパーに食い込むようなスタイルとなったフロントグリルなどでイメージを刷新
2013年9月10日発売

318万円~490万円

 トヨタ自動車は9月10日、ランドクルーザープラドをマイナーチェンジして発売した。価格は318万円~490万円。

グレードエンジン変速機駆動方式定員数価格
TX直列4気筒DOHC 2.7リッター4速AT4WD53,180,000円
TX“Lパッケージ”3,620,000円
TX73,330,000円
TX“Lパッケージ”3,770,000円
TZV型6気筒DOHC 4.0リッター5速AT4,250,000円
TZ-G4,900,000円

 今回のマイナーチェンジでは外観デザインを大きく変更。インテリアでもシート表皮、内装色などを変え、走行関連でも改良を実施するなど商品内容を一新するものとなっている。

 外観ではヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパーなどの変更でフロントマスクを大きくイメージチェンジしたほか、リアでもリアコンビネーションランプとリアガーニッシュのデザインを変更。ボディーカラーは8色から、新色のアティチュードブラックマイカ、ブロンズマイカメタリック、ダークグリーンマイカ、ダークブルーマイカなど4色を含む全10色と増やしている。

新色の「アティチュードブラックマイカ」
新色の「ブロンズマイカメタリック」
新色の「ダークブルーマイカ」
新色の「ダークグリーンマイカ」
オプションカラーの「ホワイトパールクリスタルシャイン」
「ダークスチールマイカ」

 走行面ではサスペンションのチューニングを再設定し、オンロードでの走行安定性、乗り心地などを向上させた。また、TZ系にオプション設定しているオフロード走行を支援するアイテム「マルチテレインセレクト」のモード設定を4種類から5種類に増やし、オフロードでのさらなる走破性を手に入れている。

走りの基本性能が磨き上げられ、さらに特徴的な追加装備「マルチテレインセレクト」を進化させてオフロードでの対応力が高まった
LEDヘッドランプをTZ系に標準装備。TX系ではオプション設定となる
「緊急ストップランプ」は全車標準装備

 インテリアでは、オプティトロンメーターのメーター間に設置されているマルチインフォメーションディスプレイを視認性の高い大型カラーTFT液晶に変更。ファブリックシートのシート表皮をスエード調織物からモケットにスイッチし、白系のアイボリー色をフラクセン色に変更。黒系ではミディアムグレーを廃止してブラックに統一している。TZ-GとTX“Lパッケージ”に本革シートが装着される設定に変更はない。

TZ-Gのインパネ。TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを備えるオプティトロンメーターを全車標準装備
TX“Lパッケージ”の7人乗り車のインテリア。内装色はフラクセン
TX“Lパッケージ”の5人乗り車のインテリア。内装色はブラック
はっ水機能付き「スーパーUVカットガラス」をフロントドアウインドーに全車標準装備
マルチインフォメーションディスプレイには自車の体勢を表示する「傾斜角モニター」、4輪のトラクション状況やデフロックの作動状態などの「オフロード走行支援情報」などさまざまな情報を表示可能

(編集部:佐久間 秀)