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アストンマーティン、「V12ヴァンテージS」を関西で初公開

アストンマーティン大阪八光2周年と英アストンマーティン創立100周年を記念したパーティで披露

「V12ヴァンテージS」の披露前にパフォーマンスを行ったストリートダンスチームのレッキンクルーオーケストラと、セレッソ大阪で活躍した森島寛晃氏
2013年11月9日開催

 アストンマーティンアジアパシフィックは11月9日、新型「V12ヴァンテージS」を関西エリアで初公開した。会場はアストンマーティン正規ディーラーであるアストンマーティン大阪八光(大阪府大阪市浪速区)。

 今回公開された新型V12ヴァンテージSは「V12ヴァンテージ」の後継モデルで、6日に東京で発表されたモデル(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20131106_622432.html)と同一のもの。会場となったアストンマーティン大阪八光は、ショールームとサービスセンターが別の拠点にあったが2年前に統一し、アストンマーティンの正規ディーラーとして国内最大規模を誇っている。V12ヴァンテージSは、そうしたアストンマーティン大阪八光の2周年とともに、英アストンマーティンの創立100周年を記念して行われたパーティ会場内で披露された。

 パーティには、アストンマーティン大阪八光を運営する八光カーグループ(同グループはフィアット、アルファロメオ、マセラティ、マクラーレン、ジャガー・ランドローバーの正規ディーラーを大阪を中心に展開している)の顧客を招く形で行われ、2000円の会費が必要だったものの300名近くが来場した。

アストンマーティン大阪八光(写真左と中)。展示車のヴァンキッシュの奥にシートをかけられたモデルが。こちらはラグジュアリースポーツモデル「ヴァンキッシュ ヴォランテ」
20時にドアオープン。続々と来場者が訪れる
会場にはDJブースも設置され、会場を盛り上げる
最高出力421kW(573PS)/6750rpm、最大トルク620Nm/5750rpmのV型12気筒DOHC 6.0リッター「AM28」を搭載する新型V12ヴァンテージS。ボディーサイズは4385×1865×1250mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2600mm。0-60mph(0-96km/h)加速は3.7秒、最高速は329km/hを誇る
サービスセンター内をアレンジする形でパーティ会場に。リフトを活用してテーブルにするなどユニークな形態

 発表会では、ストリートダンスチームのレッキンクルーオーケストラによるパフォーマンス後に、新型V12ヴァンテージSがド派手なエンジンサウンドとともに登場。一般的に室内でクルマの発表を行う際には消防法による規制があるほか、騒音や排気ガスなどを考慮してエンジンがかけられることはないが、今回の会場はアストンマーティン大阪八光のサービスセンター内だったこともあり、登場のときだけエンジンがかけられた。このV12エンジンの音には来場者も感嘆の声を上げ、熱心に新型V12ヴァンテージSをチェックしていたようだ。

 また、八光カーグループはセレッソ大阪の公式スポンサーであることから、“ミスターセレッソ”こと森島寛晃氏も会場に訪れ、アストンマーティン大阪八光の2周年と英アストンマーティンの創立100周年を祝っていた。

レッキンクルーオーケストラによるパフォーマンス後、新型V12ヴァンテージSがド派手なエンジンサウンドとともに登場
アストン・マーティン・ラゴンダ・リミテッド アジアパシフィック アジア地域オペレーションマネージャーの寺嶋正一氏が新型V12ヴァンテージSのプレゼンを実施。来場者はプレゼンに耳を傾けるとともに、展示された新型V12ヴァンテージSを熱心に見ていた
新型V12ヴァンテージSの公開とともに、ショールームのヴァンキッシュ ヴォランテもアンベール。こちらは自然吸気のV型12気筒DOHC 6.0リッター「AM11」エンジンを搭載し、6速ATを搭載。最高出力は573PS/6750rpm、最大トルクは620Nm/5500rpm
“ミスターセレッソ”こと元セレッソ大阪の森島寛晃氏も会場を訪れ、祝いの祝辞を述べていた

(編集部:小林 隆)