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ANA、3月30日より羽田発ハノイ、バンクーバー直行便などを新規就航
羽田空港をハブ空港と位置づけ、国際線は10路線13便から17路線23便へ大幅拡張
(2014/3/31 12:24)
ANA(全日本空輸)は3月30日、羽田空港(東京国際空港)の国際線ターミナル拡張にともない、羽田発ハノイおよびバンクーバー直行便を新規就航したほか、従来路線も大幅に増便。これによりANAの羽田発国際線は従来の10路線13便から17路線23便となった。
国際線ターミナル拡張により昼間便の離発着枠が増大したことをうけ、従来は深夜・早朝が多かった路線に昼間便を増便して利便性を向上した。羽田発のロンドン、パリ、ミュンヘン、ジャカルタ、マニラ便を新設し、既存のフランクフルト、シンガポール、バンコク便については昼間便を増便。また、成田発のロンドン行きは廃止され、3月30日付でデュッセルドルフ行きが新規就航している。初日の予約状況は日曜日ということもあり約80%と好調な滑り出しを見せた。
羽田発ハノイ行き初便である8時55分発のNH857便出発にあわせて開催された増便記念セレモニーでは、全日本空輸 代表取締役社長の篠辺 修氏が挨拶。篠辺氏は「今日は関係各所のご協力のお陰で大幅な国際線の増便ができた記念すべき日。本日就航するハノイはANAとして初めての乗り入れになるが、ハノイ行きのNH857は午前中に日本を出発し当日の午後にはハノイに到着し、時間を有効に使うことができる」とし、東南アジアがより身近になったことをアピール。「羽田空港は24時間空港であり都心部からのアクセスもよい。ANAとしては既存の国内線ネットワークと国際線ネットワークを活かしながらより幅広い顧客ニーズに応えて行きたい」などとして挨拶を終えた。