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トヨタ、8月21日~24日のWRC 第9戦で“86 ラリーカー仕様”をデモ走行

「GT86 CS-R3」プロトタイプ車をイゾルデ・ホルデリート氏がドライブ

「GT86 CS-R3」プロトタイプ車
2014年7月31日発表

 トヨタ自動車は、8月21日~24日にドイツで開催される世界ラリー選手権(WRC)第9戦で、「86(ハチロク)」をベースとしたラリーカー「GT86 CS-R3」のプロトタイプ車をデモ走行させる。

「GT86 CS-R3」はToyota Motorsport GmbH(TMG)が開発しているラリーカーで、WRCのR3カテゴリーに適合させ、ヨーロッパでプライベーター向けに販売する予定となっている車両。今回のWRC 第9戦では「GT86 CS-R3」のプロトタイプ車を、1990年代後半にセリカGT-FourをドライブしてWRCに参戦した女性ラリードライバーのイゾルデ・ホルデリート氏が運転し、各ステージでコースの安全確認を行う先発走行を実施する。この走行では、開発しているプロトタイプ車としての性能評価に加え、ホモロゲーション(認証)取得前の最終仕様確定に向けた改良も目的としている。

WRCのR3カテゴリーに出場するプライベーター向けに販売するため開発が続けられている「GT86 CS-R3」
「GT86 CS-R3」のカラーリングイメージ
「GT86 CS-R3」のテスト走行風景

(編集部:佐久間 秀)