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トヨタ、都内でパーク24とパーソナルモビリティ・シェアリングサービスの実証実験
「i-ROAD」を15分412円で貸し出し。計5個所に返却可能なワンウェイ型
(2015/2/25 16:25)
- 2015年4月10日~9月末に実施
- 15分412円(最大2時間30分まで利用可能)
トヨタ自動車は2月25日、駐車場関連事業を行っているパーク24とパーソナルモビリティ・シェアリングサービスの実証実験「Times Car PLUS TOYOTA i-ROAD Drive」を、4月10日~9月末の期間に東京都内を中心に実施すると発表した。
貸し出し車両にはトヨタのパーソナルモビリティ「i-ROAD」5台が用意され、利用料金は15分412円で最大2時間30分まで利用可能。「タイムズステーション有楽町イトシア」で貸し出しが行われ、別の場所でも車両返却が可能なワンウェイ型を採用しており、タイムズステーション有楽町イトシアに加え、「タイムズ駒形第2ステーション」「タイムズ東京ドームホテルステーション」「タイムズ東京タワーサイド第2ステーション」「タイムズパレットタウンパーキングステーション」など計5個所で車両返却できる。
この実証実験では、i-ROADを使って商業施設や観光スポットなどに移動する人の利用実態や利用者の声などを集め、サービスの有用性を検証。サービスは「タイムズカープラス」の法人会員、「TCPプログラム」のステージ2以上の個人会員が対象となる。会員向けに用意されているWeb予約画面からi-ROADの空き状況が検索・予約できるようになり、初回乗車時のみ事前講習を受ける必要がある。
両社はこうした実証実験を通して、利用者の移動における新たな価値観・サービスを創造し、低炭素で快適な都市・まちづくりに貢献していきたいとしている。