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ツインリンクもてぎ、4月25日~26日に「2015 FIM トライアル世界選手権 第1戦 ストライダー日本グランプリ」
“世界最年少レース”の「ストライダーエンジョイカップ」も実施
(2015/3/24 00:00)
- 2015年4月25日~26日開催
- 前売り入場券:大人4200円、中学生以下無料(観戦券を持つ大人の同伴が必要)
- 前売り駐車券:4輪1500円、2輪無料
ツインリンクもてぎで4月25日~26日の2日間、「2015 FIM トライアル世界選手権 第1戦 ストライダー日本グランプリ」が開催される。前売り入場券は大人4200円、中学生以下無料。前売り駐車券は4輪1500円、2輪無料。
トライアルはバイクを使ったクロスカントリーモータースポーツの1種類で、コースを走るタイムや順位で争うレースとは異なり、自然の地形を利用したり、人工的に障害物を設置して用意したセクションと呼ばれるコースを専用バイクで走り、バランスを崩して足をついてしまったり、後退やエンストなどをおこさず一定区間を走りきることを目的とした競技。歩いて登ることも困難そうな急斜面や大きな岩が間隔を開けて並ぶようなセクションを、バイクのエンジン音を響かせながらクリアしていくダイナミックさにより人気を集めている。
全9戦を予定している今シーズンのトライアル世界選手権の開幕戦として行われる本大会は、アメリカで生まれたランニングバイク「STRIDER(ストライダー)」がタイトルスポンサーとして協賛。2歳~5歳の子どもを対象にしているストライダーは、幼児が「歩く」「走る」といった自然な動作から、乗り物を利用するようになるファーストステップとして注目を集めている。不安定な2輪の車体でバランスを取りながら、腕によるハンドル操作と足で地面を蹴る行為を連動させる身体面に加え、乗り物を自力で乗りこなし、慣れるに従ってスピードが上がっていく達成感による精神面でも好ましい影響が出ると期待されている。
普及初期には周知不足から公道での走行により社会問題となったこともあったが、日本における販売総代理店となっているストライダージャパンはスケートボードのように定められた場所で、ヘルメットやプロテクターなどを身につけて楽しんでもらうようPR。現在では日本各地に専用コースを用意する「オフィシャルパーク」もオープンしている。
また、2010年からは「世界最年少レース」と銘打って、2歳~6歳の子どもを対象とした公式レース「ストライダーカップ」を開催。年間4戦を開催し、現在は世界大会となるワールドカップも毎年実施。さらに日本各地で公式レースとなる「ストライダーエンジョイカップ」も行われるようになっており、今回のトライアル世界選手権の会場でも「ストライダーエンジョイカップ 2015 ツインリンクもてぎステージ」としてレースが実施される。
このほかに会場では、観戦ビギナー向けの「トライアル観戦教室」、ホンダコレクションホールで日本人選手の藤波貴久選手の参戦20周年を記念するマシンや映像の展示、参戦ライダーによるサイン会(4月25日のみ)などが関連イベントとして実施される。