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トヨタ、新井大輝選手と勝田貴元選手をラリーの若手育成ドライバーに決定
2015年度は、欧州の国内選手権から挑戦を開始
(2015/5/28 23:00)
- 2015年5月26日発表
トヨタ自動車は5月26日、新井大輝選手と勝田貴元選手の2名を、TOYOTA GAZOO Racingが実施するラリーで世界に挑戦する若手ドライバーの支援プログラム「TOYOTA GAZOO Racingチャレンジプログラム」の育成ドライバーに決定した。
同プログラムは、カテゴリーを問わずJAF公認競技に参戦経験のある26歳以下(2015年4月1日時点)の若手ドライバーを対象に、2月19日から公募を開始。公募最終日の3月9日までに71名がエントリーした。
書類選考による1次選考を通過した7名のうち4名が、4月末~5月初めにかけてフィンランドにおいて行われた2次選考に参加。世界のトップアスリートも利用するスポーツ機関での体力テスト・心理テストに加え、ラリークロストラックや林道でのドライビングテストを実施。トミ・マキネン氏をはじめとする講師陣が総合的に判断した結果、新井大輝選手と勝田貴元選手の2名を選出した。
今後2名は、トミ・マキネン氏に加えミッコ・ヒルボネン氏ほか複数のフィンランド講師の協力を得て、6月末頃よりフィンランドにおいてトレーニングを開始予定。
2015年度は、トレーニングとともに、フィンランド国内選手権、ポーランド国内選手権へのスポット参戦など実戦の機会を提供。また、国内では“Team TOYOTA GAZOO Racing”のドライバーとして全日本ラリーへも参戦予定。