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トヨタ、WRC(FIA世界ラリー選手権)に復帰、2017年から参戦開始
「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」ベースのWRC参戦車を開発
(2015/1/30 13:31)
- 2015年1月30日発表
トヨタ自動車は1月30日、2015年のモータースポーツ活動および支援計画を発表。この中で、2017年からWRC(FIA世界ラリー選手権)に復帰することを明らかにした。トヨタのWRC参戦は今回が2期目で、第1期は1973年~1999年(休止年:1996年~1997年)となっている。
「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」をベースとしたWRC参戦車「ヤリスWRC」を開発し、現在参戦に向けた準備を進めているという。WRCへの参戦理由については、「実際にお客様が日常使われる世界中の道で競われるWRCは、トヨタの『もっといいクルマづくり』を推進するために最高の舞台の1つであると判断した」と説明している。
ヤリスWRCのボディーサイズは3910×1820mm(全長×全幅)、搭載エンジンは1.6リッター直噴ターボ(グローバルレースエンジン規定に準ずる)。タイヤはミシュランを選択している。また、2015年のテストドライバーはステファン・サラザン選手、セバスチャン・リンドホルム選手、エリック・カミリ選手が務めるが、2017年の参戦ドライバーは未定としている。
なお、1月30日に同社は2015年のモータースポーツ活動についての発表会を開催している。その模様は追って紹介したい。