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三井ダイレクト損保、「国境なき子どもたち」など5団体に「ムジコロジー・スマイル基金」の寄付金を贈呈

3万5524名の契約者が投票に参加

2015年7月23日開催

三井ダイレクト損保、「ムジコロジー・スマイル基金」の贈呈式を開催

 三井ダイレクト損害保険は7月23日、認定NPO法人「国境なき子どもたち」など5つの団体に寄付金を贈呈する「ムジコロジー・スマイル基金」の贈呈式を開催した。

「ムジコロジー・スマイル基金」は、同社の創立15周年記念事業として創設したもので、同社が選定した復興支援、交通事故防止、環境保護、教育の分野で活動する5つの団体、「助けあいジャパン」「ASK(アスク)」「more trees」「国境なき子どもたち」「遠野まごころネット」に対して寄付金を贈呈する制度。

三井ダイレクト損害保険 代表取締役社長の船木隆平氏

 贈呈式で挨拶した同社代表取締役社長の船木隆平氏は、「我々は、2011年から事故のないクルマ社会を目指す“ムジコロジー・プロジェクト”を展開してきたが、この“ムジコロジー・スマイル基金”はそのプロジェクトの一環。月に1回保険に加入している方が応援したい団体に投票する。その投票した人が1年間無事故であればポイントが10倍になる。無事故であることがいろんな人の役に立つ社会貢献となる仕組み」と、ムジコロジー・スマイル基金について紹介。

 続けて、船木氏は「第1回の集計では全体で3万5524名の方から投票していただいた。すでに4月から第2回の投票が始まっているが、この趣旨をお客様に浸透して、契約者の皆様の投票行動を活発化させていくことが我々の夢となる」と、同基金の今後の発展に期待を寄せた。

 寄付金総額は同社税引前利益の1%または500万円のいずれか高い額として、同社の保険契約者からの投票による獲得ポイント数にしたがって、寄付金を分配する仕組み。

助けあいジャパンの石川淳哉氏
ASKの友井真人氏
more treesの水谷伸吉氏
国境なき子どもたちの寺田朗子氏
遠野まごころネットの臼澤良一氏

 同基金設立の発表から、2014年7月~2015年3月の投票期間の結果、3万5524名による投票があり、「助けあいジャパン」が38万5595ポイント、「ASK(アスク)」が31万1625ポイント、「more trees」が61万5160ポイント、「国境なき子どもたち」が78万2054ポイント、「遠野まごころネット」が48万1756ポイントをそれぞれ獲得。贈呈式では、寄付金の贈呈と共に、5つの団体の代表者がそれぞれ活動を紹介するプレゼンテーションなどが実施された。

三井ダイレクト損害保険 事業部ゼネラルマネージャーの岩井淳氏

 閉会の挨拶で、同社事業部ゼネラルマネージャーの岩井淳氏は、参加団体への感謝の言葉を述べるとともに「1人でも多くのお客様に趣旨を理解していただいて投票していただくことが皆様のご恩に報いること。安全運転が社会の貢献につながる“ムジコロジー・スマイル基金”をより一層普及させていくことをお約束したい」と、贈呈式を締めくくった。

 同基金は、2015年度も引き続き実施され、2015年4月1日~2016年3月31日の期間に投票を受け付ける。2016年3月末まで無事故の契約者については、各団体へ投票ポイントが10倍のカウントとなる。

【お詫びと訂正】記事初出時、石川淳哉氏のお名前を間違えて掲載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。

(編集部:椿山和雄)