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日産、航続距離280kmの30kWh搭載モデル追加など「リーフ」をマイナーチェンジ
自動ブレーキを全グレード標準化
(2015/11/10 18:37)
- 2015年12月24日発売
- 24kWhモデル:280万3680円~362万4480円
- 30kWhモデル:319万7880円~401万8680円
日産自動車は、EV(電気自動車)の「リーフ」に、航続距離280kmを実現するバッテリー容量30kWh搭載モデルの追加するなどマイナーチェンジをして、12月24日に発売する。価格は、24kWhバッテリー搭載モデルが280万3680円~362万4480円、30kWhモデルが319万7880円~401万8680円。
今回のマイナーチェンジでは、大容量30kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーを搭載したモデルを追加。新開発となる30kWh駆動用バッテリーは、高容量の新材料を使用することにより、従来のバッテリーパックサイズを維持しながら、リチウムイオンの高充填化とバッテリー内部抵抗の減少を実現した。
これにより、室内のスペースを損なうことなく航続距離を280km(JC08モード)に向上するとともに、急速充電では24kWhバッテリーと同様に約30分で80%までの充電が可能。さらに、30kWh駆動用バッテリーは耐久性を改善して「8年16万km」までの容量保証とした。
また、日産の先進安全装備「エマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)」と「LDW(車線逸脱警報)」を全車標準装備。より高い安全性を実現するとともに、ナビゲーションシステムの新機能として、運転中に周辺の充電スポットを自動更新する機能や、スマートフォンのように直感的に操作できるフィンガージェスチャー機能を採用することで利便性を向上させた。
ボディーカラーには、新色として「タンジェリンオレンジ」「ソニックブルー」を追加。新色の「タンジェリンオレンジ」「ソニックブルー」については、ルーフとドアミラーをブラックアウトした2トーンカラーを設定。これらのカラーの追加によって計9色のカラーバリエーションを用意する。
今回、スポーティなエクステリアの「エアロスタイル」は、走行性能を制御するVCMを専用チューニングして、アクセルを踏み込んだ時の反応を向上させた。また、インテリアには、ハイコントラストのモダンホワイトレザーシートをエアロスタイル専用オプションとして追加設定した。