ダンロップ、低燃費タイヤ「ル・マン 4」の低燃費性能を「AA」に向上

　ダンロップ（住友ゴム工業）は、独自技術の特殊吸音スポンジを搭載する低燃費タイヤ「LE MANS 4（ル・マン フォー）」の全90サイズのうち、40サイズの転がり抵抗性能を「A」から「AA」に高めて2016年2月に発売する。対象となるのは155/65 R14 75H～245/40 R19 98Wで、価格はオープンプライス。

　ル・マン 4は2011年2月に販売が開始され、特殊吸音スポンジによる空洞共鳴音低減で高い静粛性を誇り、長持ちする耐摩耗性能でも好評を得ている低燃費タイヤ。新たに独自のタイヤ材料開発技術「4D NANO DESIGN（フォーディ ナノ デザイン）」で開発した、タイヤのトレッド部のゴムに使うスチレンを分散配置する「新シリカ用変性ポリマー」を採用。従来は凝集して発熱する原因となっていたスチレンの分散性を高めてポリマーの発熱を抑制。ウェット性能を確保しながら転がり抵抗を低減させることに成功した。