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ダンロップ、低燃費タイヤフルラインアップ試乗会を開催

低燃費タイヤフルラインアップ試乗会
2013年4月18日開催

 ダンロップ(住友ゴム工業)は4月18日、東京都江東区青海で取引先のタイヤ担当者向けに「低燃費タイヤフルラインアップ試乗会」を開催した。

東京のお台場地区で開催された低燃費タイヤフルラインアップ試乗会

 ダンロップは、さまざまな車種向けに低燃費タイヤをラインアップしており、それらのタイヤをクローズドコースで試乗。2月に発売されたばかりの新プレミアムコンフォートタイヤ「VEURO VE 303(ビューロ ブイイー サンマルサン)」については、公道試乗も行うものだった。

 用意されたタイヤや車種は以下のとおり。

試乗車タイヤタイヤサイズ転がり抵抗性能ウエットグリップ性能
トヨタ「マークX」ビューロ VE303215/60 R16 95VAb
ホンダ「フィットHV」ル・マン 4175/65 R15 84HAb
ホンダ「フィットHV」エナセーブ プレミアム175/65 R15 84HAAAc
ホンダ「フィットHV」エナセーブ EC202175/65 R15 84SAc
日産「セレナ」エナセーブ RV503★195/65 R15 91HAb
日産「セレナ」エナセーブ 97195/65 R15 91HAAb
ビューロ VE303
ル・マン 4
エナセーブ プレミアム
エナセーブ EC202
エナセーブ RV503★
エナセーブ 97

 クローズドコースでは、ゴム製の突起を乗り越えたり、パイロンで区切られた区間をスラロームしたりして、タイヤの静粛性や振動特性、運動特性を確認。コース途中にはスピードガンを入口と出口に2個所設置した直線区間があり、惰性走行時の速度変化を確認することで、転がり抵抗性能を体感できるような工夫が行われていた。

 また、ビューロ VE303の公道試乗では、お台場近辺を走行することで、そのコンフォート性能などを確認。橋梁区間を走ることで、路面の凹凸区間での操縦安定性能や空洞共鳴音などを実感していたようだ。

ゴム製の突起を乗り越えて振動を確認する区間
スラローム区間
ビューロ VE303は公道試乗を実施。凹凸のある橋梁部等を試乗区間に含めていた

(編集部:谷川 潔/Photo:高橋 学)