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GM、「CarPlay」を標準搭載するキャデラック「エスカレード」
レーンキープアシストなど安全装備を充実
(2015/12/16 19:34)
- 2015年2月発売
- 1249万円~1349万円
ゼネラルモーターズ・ジャパンは12月16日、安全装備を充実させるとともに「Apple CarPlay」を標準搭載するキャデラック「エスカレード」を発表した。販売開始は2016年2月で、価格は「エスカレード プレミアム」が1249万円、「エスカレード プラチナム」が1349万円。
エスカレードは、気筒休止機構付のV型8気筒 6.2リッター直噴エンジン(可変バルブタイミング機能付)を搭載するフルサイズSUV。駆動方式は4WDとなり、0-60mph加速は5.96秒。ハイウェイ燃費(EPA推定値)は約8.9km/Lを実現する。
新たに導入するモデルは、安全装備と防犯システムを充実させるとともに、最新機能として室内に標準装備される「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスぺリエンス)」は「Apple CarPlay」に対応した。「CUE」では車両の周囲360度を映像で映して駐車をサポートする「サラウンドビジョン」に、8km/h以下での走行時にリアビュー画面からフロントビュー画面が任意で切り替えができる機能を追加した。
安全装備に関しては、エマージェンシー・ブレーキシステムとして「フロント・オートマチック・ブレーキ(前進衝突被害軽減ブレーキ)」「オートマチック・コリジョン・プレパレーション(衝突事前対応ブレーキ)」を装備。
そのほかに「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)」「レーンキープ・アシスト(車線内走行アシスト)」「オートマチックセーフティベルト・タイトニング(フロント)」「セーフティ・アラート・ドライバーシート(警告振動機能付)」「フォワード・コリジョン・アラート(前方衝突事前警告機能)」「レーンチェンジ・アラート(車線変更警告機能)」「サイド・ブラインドゾーン・アラート」「リア・クロス・トラフィック・ アラート(後退時安全確認警告機能)」なども装備する。
盗難防止システムでは、ガラス破損センサーやモーション検知センサー、傾斜センサーなどにより、ホイールの盗難、あるいは車両の牽引による盗難の危険がある場合、アラームを鳴らして警告する。
ボディカラーは「セーブル・ブラック」「レッドパッション・ティントコート」「クリスタルホワイト・トゥリコート」「シルバー・コースト・メタリック」「グレーシルク・メタリック」を用意する。