ニュース
GM、8速ATを採用して「CarPlay」標準対応の新型「キャデラック CTS」「キャデラック ATS」
ATの多段化とアイドリングストップで燃料消費を抑制
(2015/12/15 15:05)
- 2016年1月9日発売
- キャデラック CTS:790万円
- キャデラック ATS:514万円~580万円
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、ミッドサイズ・ラグジュアリー・スポーツセダンの「キャデラック CTS」、エントリー・ラグジュアリー・スポーツセダン/クーペの「キャデラック ATS セダン」「キャデラック ATS クーペ」の装備内容を変更して2016年1月9日に発売する。全車左ハンドル仕様で、価格はキャデラック CTSが790万円、キャデラック ATSが514万円~580万円。
キャデラック CTS
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
キャデラック CTS プレミアム | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 8速AT | 4WD | 7,900,000円 |
キャデラック ATS
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|---|---|
ATS セダン ラグジュアリー | 直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボ | 8速AT | 2WD(FR) | 5,140,000円 |
ATS セダン プレミアム | 5,700,000円 | |||
ATS クーペ プレミアム | 5,800,000円 |
新しいキャデラック CTSとキャデラック ATSでは、最高出力203kW(276PS)/5500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/3000-4500rpm(CTSの数値。ATSの最大トルクは3000-4600rpm)を発生する直列4気筒DOHC 2.0リッター直噴ターボエンジンに、6速ATに替えて8速ATをセット。さらなる多段化によってギヤ間のステップを小さくし、最適なエンジン回転数を保って軽快な加速を手に入れるほか、素早いギヤチェンジも実現。これに加え、信号待ちなどの停車時にはエンジンを停止させ、無駄な燃料消費を抑えるオートスタート/ストップ機能も搭載している。
また、全車に標準装備する統合制御ナビゲーションシステム「CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)」は米Appleの「CarPlay」に対応。iPhoneなどのiOS対応機器と接続することで、音声アシスタントサービス「Siri(シリ)」を活用してiPhoneなどの機能や各種アプリをハンズフリー操作できる。
このほか、キャデラック CTSでは「CUE」にドライバーの運転操作をアシストする新機能「サラウンドビジョン」を追加設定。カメラシステムが撮影した車両周辺の状況を、あたかも車両を上から見下ろしたように画像合成して表現する360°映像を画面に表示。バックでの駐車、縦列駐車などのシーンで安全確認を手助けする。