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メルセデス・ベンツ、新型「Eクラス」をデトロイトモーターショーで世界初公開
安全運転支援システム「DRIVE PILOT」で自動的に車線変更する新機能など追加
(2016/1/12 21:31)
- 2016年1月11日(現地時間)発表
メルセデス・ベンツ(ダイムラーAG)は1月11日(現地時間)、新型「Eクラス」を2016年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において初公開した。同モデルに搭載された安全運転支援システム「DRIVE PILOT」には、自動的に車線変更をする機能などが採用された。
デトロイトモーターショーで発表された新型「Eクラス」のエンジンラインアップは、ガソリン2モデル、ディーゼル2モデル、プラグインハイブリッド1モデル。
ガソリンモデルは、「E 200」が最高出力135kW(184HP)、最大トルク300Nmを発生する4気筒 2.0リッターエンジンを搭載。「E 400 4MATIC」は最高出力245kW(333HP)、最大トルク480Nmを発生する6気筒 3.0リッターエンジンを搭載。
ディーゼルモデルは、「E 220 d」が最高出力143kW(195HP)、最大トルク400Nmを発生する4気筒 2.0リッターエンジンを搭載。「E 350 d」では最高出力190kW(258HP)、最大トルク620Nmを発生する6気筒 3.0リッターエンジンを搭載する。
また、プラグインハイブリッドモデルの「E 350 e」では最高出力155kW(211HP)、最大トルク350Nmを発生する4気筒2.0リッターガソリンエンジンと最高出力65kW(88HP)、最大トルク440Nmを発生するモーターを組み合わせて、システム全体で最高出力210kW(286HP)、最大トルク550Nmを実現する。
いずれのモデルもトランスミッションは9速AT「9G-TRONIC」を採用。また、同モデルに搭載される安全運転支援システム「DRIVE PILOT」には、自動的に車線変更をする「アクティブレーンチェンジアシスタント」などの新機能が採用された。
ダイムラーAGで開発を担当する トーマス・ウェーバー氏は「新しいEクラスは完全な自律走行に向けた1つの大きなステップになる。効率性、安全性、快適性を向上させ、運転時のストレスレベルを低減するとともに移動する喜びを強めるものである」とコメントした。