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メルセデス・ベンツ、大幅改良した「Eクラス」。新開発4気筒エンジン+ISG仕様も展開

「メルセデスAMG E 53 4MATIC+」もアップデート

2020年3月3日(現地時間)発表

大幅改良した新型「Eクラス」を公開

 メルセデス・ベンツは3月3日(現地時間)、ジュネーブモーターショー 2020で発表する予定だった新型「Eクラス」を公開した。欧州ではセダン、ステーションワゴンともに今夏から販売を開始する予定で、その後に中国向けとなるロングホイールベースバージョンのセダンとともに、クーペ、カブリオレが続くことを予告している。

 今回の大幅改良では、LEDヘッドライトやテールランプ、フロントバンパー、ラジエーターグリルなどのデザイン変更が行なわれるとともに、エントリーモデルにはスポーティな「アバンギャルド ライン」を装着。また、アバンギャルド、AMG ライン、SUVスタイルのAll-Terrainではパワードーム付きのボンネットを備えた。ボディカラーには新たにハイテクシルバー、グラファイトグレーメタリック、モハーベシルバーの3色が追加され、ホイールのラインアップも拡大して燃費効率を高めるエアロホイールも用意した。

 インテリアではフロントシートのサイドサポート性を高めたほか、静電容量式センサーを備えたステアリングを採用し、ハンズオフを検出する機能を搭載。これにより、従来ではステアリングを握っていることを車両側に伝える際、ステアリングをわずかに動作させる必要があったが、静電容量式センサーを備えたことで握るだけでその判別が付くようになったという。

 パワートレーンについては、セダンとステーションワゴン、ガソリンとディーゼル、後輪駆動モデルと4WDモデルなど7モデルにプラグインハイブリッドモデルを設定。このうちガソリンモデルでは、新開発の直列4気筒2.0リッターターボ「M254」型エンジンに第2世代のISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、電動スーパーチャージャー、48V電気システムなどを組み合わせた。ガソリン仕様の直列6気筒「M256」型エンジンにもISGが組み合わせられる。

エクステリアではLEDヘッドライトやテールランプ、フロントバンパー、ラジエーターグリルなどのデザイン変更を実施
インテリアでは10.25インチ×2のデジタルスクリーン仕様を標準装備とし、オプションで12.3インチディスプレイ×2も設定

 同時に「メルセデスAMG E 53 4MATIC+」もアップデートが図られ、ラジエーターグリルやLEDヘッドライトなどのデザインを刷新するとともに、空力に優れるという5ツインスポークデザインの19インチアルミホイールを初採用。ターボチャージャーと電動スーパーチャージャーを組み合わせた直列6気筒3.0リッターエンジンは最高出力320kW(435HP)/6100rpm、最大トルク520Nm/1800-5800rpmを発生。EQ Boostスターターオルタネーターは、16kWの出力と250Nmのトルクを一時的に追加し、48V電気システムにも給電を行なうという。0-100km/h加速はセダンが4.5秒、ステーションワゴンが4.6秒。

 なお、メルセデスAMG E 53 4MATIC+に用意される「AMGドライバーパッケージ」を装着すると、ベースモデルでは250km/hに制限される最高速を270km/hまで引き上げることが可能。ブレーキシステムも高性能なものに置き換えられる。

メルセデスAMG E 53 4MATIC+
セダンバージョンのメルセデスAMG E 53 4MATIC+
ステーションワゴン仕様のメルセデスAMG E 53 4MATIC+