ニュース

ダイムラー、メルセデス・ベンツ生産工場で生産再開

感染予防対策パッケージを工場に導入

2020年4月30日(現地時間) 発表

 ダイムラーは4月30日(現地時間)、メルセデス・ベンツの生産工場において生産を再開すると発表した。ウンターテュルクハイム、ベルリン、ハンブルク、ジンデルフィンゲン、ブレーメンにある生産工場では、新型コロナウイルスの影響により生産の一時停止や時短操業が行なわれていた。

 同社では4月20日(現地時間)に、ウンターテュルクハイム、ハンブルク、ベルリンのエンジンやコンポーネント工場において最初に徐々に生産を再開。続いて今週にはブレーメンとジンデルフィンゲンのメルセデス・ベンツ自動車工場の生産を再開。5月4日には、ラシュタットのメルセデス・ベンツ自動車工場も徐々に再稼働していくとしている。

 同社では、従業員の感染を防ぐために、感染予防対策パッケージを生産工場に導入。これら対策では、衛生基準や洗浄基準、最低1.5mの安全距離を維持するための規制、製造時に口と鼻を覆うマスクの使用などが定められているという。

感染予防対策が導入された工場のようす